scene12 | infection  ~YooSu~

infection  ~YooSu~

YooSuが大好き!なじゅんじゅんのブログです。腐の気があるので気をつけて。

時が止まった。

そんな形容通りの出来事が、本当にこの世にあるんだ。

柔らかい唇の感触は、ほんの十数秒、いや、数秒でゆっくり離れ、何事もなかったかのように、またユチョンは僕の頭を撫でた。



「水、持ってくるね」



「えっ?」



「唇が乾いてる」



「あっ」



思わず唇に指を当てると、そこは今まで触れていたユチョンの唇の感触で熱を持っていた。

最初から乾いていたのか、ユチョンの唇が潤いを奪って行ったのか、

確かに僕のそこは激しい熱だけをもって存在していた。



「待ってて」



ユチョンが立ち上がりドアに向かう。

瞳の中で小さくなる背中が、もう戻って来ない気がした。

何故か不安が押し寄せる。

僕はベッドの上で慌てて体を起こして叫んだ。



「ユチョン、待って!」



呼び止めた僕の声に、ユチョンの背中がびくっと揺れる。

ユチョンは振り向かない。

ただじっと僕の次の言葉を待っている。



「ユチョン、行かないで」



「ジュンス・・・怒ってないのか・・・俺は君に・・・君を・・・」



「ユチョン、僕を見て」



ユチョンがゆっくりと振り向いた。

泣きそうに歪められた顔。

せわしなく鳴る心臓を手でぎゅうっと掴む。

僕は言わなければならない。

ユチョンに、この想いを。



「いかないで、僕の側にいて」



「ジュンス・・・」



「いっちゃだめ。僕のここは・・・」



乾いた唇を指で撫でると、言った。



「ユチョンが潤して」



疾風が駆け抜けるように、僕の元にユチョンが戻って来た。

その熱風は、僕の体をベッドへと吹き飛ばし、熱い熱い熱で僕の唇を塞いだ。

ユチョンと僕の唇は、再び重なり合い、離れなかった。



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いーやー(≧▽≦)


じゅんちゃんから誘っちゃったーヽ(゜▽、゜)ノ


さあ、ユチョンはちゅーだけで我慢出来るかな:*:・( ̄∀ ̄)・:*:←頑張れよ、ユチョン