「いたたたたた」
「大丈夫、ユノ?」
ジェジュンが心配そうに覗き込むと、ユノはへへっと頭を掻いた。
穏やかな朝の光、と言いたいところだが、すでに太陽は真上から照りつけベランダには陽炎がゆらゆらと揺れていた。
僕らの歌を思い起こさせるような晴れ渡った空は、その暑さを忘れさせるように、所々に千切れた雲を浮かべどこまでも青く広がっていた。
「ジェジュンは平気?」
「あっ、うん・・・ユノ、優しかったから」
ユノが問うと恥ずかしそうにぽっと頬を染めたくせに、色を含んだ視線でユノに流し目をくれてやる。
まったく、この人は・・・。
自分のそう言う仕草がどれほど危険か分かってない。
案の定ユノは、ごくっと喉を鳴らしジェジュンににじりよった。
「あっ、痛い!」
その瞬間、痛みが走ったのか、腰に手を当て撫でさすった。
「あっ、ユノ、しっかりして。ここが痛いの?」
ユノの腰をジェジュンがさすると、ユノは体を妙な具合に捩じった。
「あっ、そこは、ちょっと」
「痛い?」
「痛いって言ったら痛いんだけど、何だか別の場所が・・・」
ユノが視線を送る場所に気付いて、ジェジュンが慌てて手を離した。
「も・・・もう、ユノの・・・ばか」
「仕方ないだろう。昨夜の今日だよ。今の俺はジェジュンと触れ合うだけで、ほら」
ユノは自分の股間を指差した。
そこは元気なユノの形に膨らんでいる。
ジェジュンは顔を赤らめながらも、昨夜のことを思い出したのかうっとりとしてユノを見た。
「ジェジュン・・・そんな目をして、悪い子だ」
「ああ・・・ユノ・・・お仕置きして」
「なんていけない子だ。俺を煽るなんて。覚悟しろ。あっ、痛!」
盛り上がってジェジュンに覆い被さろうとしたユノが、腰を押さえて顔を顰めた。
「大丈夫!」
「はいはい、どいて下さい。ほら、ユノ、湿布です」
すり寄るジェジュンを引き剥がし、ユノのTシャツの裾を乱雑に引き上げると、手に持った湿布をユノの腰目掛けてバシッと容赦なく叩きつけた。
「いっ!てっーーーーー!」
ユノが大口を上げて天に向かって咆哮すると、声とは呼べない獣のような雄叫びが、家中に響き渡った。
「ひどい、チャンミン!ああ、ユノ、可哀想に」
悶絶するユノを庇うように、ジェジュンが僕をキッと睨む。
「可哀想?誰が?僕ですか?空腹を我慢させられた上に、やっと起きて来たと思ったら、食べ物も与えられず、湿布を探してくれって言われた僕がですか?自業自得とはこのことです。しばらく大人しくするんですね。それにしても、あの2人はまだ起きて来ないんですかね。まさか・・・」
「あっ、あの・・・今の声、何?」
振り返ると、リビングのドアの隙間から、くるくるとした瞳が僕達を覗いていた。
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腐腐腐腐腐( ̄▽+ ̄*)
ユノ・・・
どれだけ頑張ったのー(≧▽≦)
ジェジュンは柔軟ね。
心も体も、どこかも:*:・( ̄∀ ̄)・:*:←ユノ大根を受け入れたのに
さて、今度はユスを覗こう(^ε^)♪