「載せるよ、ジュンス」
かすかに湯気の立つタオルを、ユチョンはぎこちなく僕の目の前に翳した。
「あっ・・・うん」
断れずに目を閉じて、ダイニングの椅子の背もたれに寄りかかるように頭を反らすと、目蓋の上にタオルが置かれじんわりとした温かさが広がった。
「どう?気持ち良い?」
「うん」
「熱くない?」
「うん」
「冷えて来たら言って、また温めるから」
「うん」
「あっ、この体勢だと首がきついだろう。俺が支えようか?」
「大丈夫」
「そっ、そう?それなら他に何かして欲しいことない?何でも言って」
「えらく優しいですね。まあ、ユチョンは前からジュンス溺愛ですけどね」
くすくすと笑うチャンミンに心の中で反論する。
違うよ。
ユチョンは僕を溺愛してるから優しいんじゃなくて、いたずらしたことへのお詫びとして優しいんだよ。
心の中でそう答えると、タオルの下で冷たい涙が滲んだ。
駄目だ。
考えたら駄目だ。
これ以上ユチョンに気を使わせたらいけない。
「これで十分だよ。気持ち良いから、しばらくこのままでいるよ。ありがとう、ユチョン」
滲んだ涙を吸い取らせる為に、タオルの上から手で目頭を押さえると、温かいタオルが急速に冷えた気がした。
「ユノ、そろそろ時間だよ」
「そうだな、用意するか。ジュンス、俺達先に用意してていいか?」
「うん。僕も後少し温めたら用意するよ」
「じゃあ、そうさせて貰うよ。ほら、お前達行くぞ」
皆の足音が響き、ダイニングテーブルの周りから気配が消えた。
ドアの閉まる音がして足音さえも聞こえなくなると、堪えていた涙がどっと溢れタオルに染み込んで行く。
溢れるままにしばらく涙を吸わせていると、タオルが冷たくなってきた。
そろそろ潮時だ。
いつまでもタオルに隠れているわけにもいかない。
このタオルを外したらもう泣かない。
そう決めた。
ふっと息を吐くと、もう一度しっかりと目頭を押さえる。
「よし」
自分を励ますように声を出して、顔からタオルを外した。
タオルを手に立ち上がり、深呼吸してからダイニングテーブルを離れる。
もう出掛けるまでそんなに時間がない。
とりあえずこのタオルを洗濯機に放り込んで、今度は冷たい水で顔を洗おう。
そう思ってドアを開けると、とっくに居なくなったと思ったユチョンがそこに居た。
To be continued.....
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さあさあさあ、ユチョンどうするつもり:*:・( ̄∀ ̄)・:*:←亀でも出すのか?
すっごくスローよね。
いつまで書くつもりなんだろう( ̄ー ̄)←ももがメロンをくれるまでか?
さて、こーびーちゃんが昨日のコメで、
「このアイスの写真。好みが同じだったらうれしいな♪ユスで
」
と書いてくれましたが、このユスが手にしているアイスははっきり言って分かりません( ̄ー ̄)
でも、この31アイスの記事を過去に書いています。
読んでみたい方はこちらからどうぞ→「アイスはユスで♪」
で、この31アイスのおかげで、じゅんじゅんひどい目にあいました(ノ_-。)
昨夜、某天使ブログにコメしようとした時の事です。
ふと机に置いた携帯を見ると、メールが着ていました。
裏で記事が弾かれると、大抵ハニ~がすぐにメールをくれるのですが、まさか表までじゃないよなと思いながらメールを開いて見ると、
じゅんじゅん、テレビをぼーっと見ていたじぇんじぇんのところに飛んでいって首を絞めました( ̄ー ̄)←許せなかった
「白々しい。31アイス、1人で食べに行ったんでしょう?こんな画像まで添付して送ってきたくせに」
と、携帯画面を見ると、
Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)←
だって、くまちゃんがじぇんじぇんにも同じメール送ってたから、宛先にじぇんじぇんの名前が出てて、それを送信者と勘違いしたのー。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
くまちゃん、じぇんじぇんにはメールを送らないように( ̄ー ̄)
Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)←じゅんじゅんのくまちゃんよ!
恋人の為に首を絞められたじぇんじぇんでした( ̄▽ ̄)=3←くまちゃん、どんどんメールしてね











