体が痺れる。
ユチョンのキスはまるで麻薬だ。
触れ合った瞬間に、体が制御を失う。
「はあ・・・ああ・・・ユチョン、ユチョン」
角度を変えて、唇を塞がれる度にユチョンの名を呼ぶ。
もっとして欲しい。
離れたくない。
僕は無我夢中で、ユチョンの舌に縋り付いた。
ユチョンはそんな僕をあやすように、優しく舌を絡めてくる。
口移しで与えられた水ではなく、交し合う唾液の音が耳に響く。
こんなに激しく唇を合わせても、ユチョンはあくまでも優しく僕を抱きとめ、ひたすら甘いキスの感触を教えてくれる。
僕のすべてがユチョンの熱で溶けて行く。
今まで知らなかった甘さを教え込まれて。
ユチョンは絡めた舌を柔らかく吸い上げながらゆっくりと唇を離した。
「はあ・・・ユチョン・・・」
「好きだよ、ジュンス」
甘く囁かれるだけで、かくっと全身の力が抜けた。
ユチョンの腕の中で、力を失ったままとろんとユチョンを見つめる。
「ジュンス・・・おいで」
ユチョンは僕を抱き上げると、ベッドへと向かった。
どくんと心臓が跳ね上がり、どきどきと鼓動を刻む。
「ユッ、ユチョン、僕」
「愛してるよ、ジュンス」
ユチョンの腕の中で体を固くする僕を、ゆっくりとベッドに横たえた。
「ユッ、ユチョン、あの、僕ね、僕」
緊張のあまり体を起こそうとした僕の肩を、ユチョンの両手がそっと押さえた。
「愛してるんだ、ジュンス」
「あっ、あの」
「愛してる」
ユチョンの顔が近付くと、唇に温かいものが触れた。
途端に力が抜けた僕の体に、ユチョンの重みが圧し掛かった。
「ふ・・・うん・・・」
吐息を漏らした僕の唇を食むように何度か吸い上げたユチョンは、唇を離すと唾液の跡をつけるように首筋に舌を這わせた。
To be continued.....
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うーむ( ̄ー ̄)
危険だ( ̄ー ̄)←
ここは表、ここは表←呪文