black cherry ~苺~ | infection  ~YooSu~

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YooSuが大好き!なじゅんじゅんのブログです。腐の気があるので気をつけて。

「いちご、美味しい?」



「あっ、うん。食べる?」



食べていたアイスクリームを差し出すと、ユチョンは嬉しそうに一口舐めた。



「美味しい!」



大袈裟なほど大きな声で言うユチョンが微笑ましくて、僕は目を細めた。



「ユチョンもいちごにすれば良かったね」



「これも美味しいよ」



にこっと微笑むと、ユチョンは自分が食べていたバニラのアイスクリームを僕に差し出した。

ユチョンの食べたものに口を触れる気恥ずかしさを隠す為に、パクリと大きく齧り付く。



「あっ、ジュンス、食べ過ぎ。俺にももう一口ちょうだい」



「だーめ、これは僕の」



「ずるいぞ、ジュンス。こうしてやる」



ユチョンが僕の手を掴んでアイスクリームにパクリと噛みついた。



「あはははは、これでおあいこだね」



2人で顔を見合わせて笑った。



「ぬるいですね」



「まあ、そう言うなチャンミン。初めてのデートなんだから」



ユチョンとジュンスが仲良く肩を並べているベンチから、少し離れたベンチでいちごとバニラのアイスクリームを両手に一つずつ持ったチャンミンが、それを交互に口に入れながら呆れたように言った。



「そうだよ。いいじゃないか、あのまどろっこしさ。ぬるい空気。ただ側に居るだけでどきどきして、いちごみたいに甘酸っぱくて。ああ、いいなあ、甘い初デート。ねっ、ユノ。いきなりねじ伏せて、欲しいんだ!とか言わないのが初デートだよね?」



「ジェ、ジェジュン、チャンミンが居る前で、その話は止めよう。なっ」



ユノが慌てて、ジェジュンに引き攣った笑顔を向けた。



「僕なら構いませんよ。いくらでも痴話喧嘩して下さい」



「チャンミン、勘弁してくれよ」



ユノが情け無さそうな顔をすると、チャンミンとジェジュンは声を上げて笑った。



「ねえ、海見に行かない?」



見るとアイスクリームを食べ終わったユチョンとジュンスがベンチから立ち上がって、3人を手招きしている。



「ダブルデートならぬ、保護者付きデートでも楽しそうだからいいとしますか」



チャンミンは残ったアイスクリームを一気に口に放り込むと、そう言って立ち上がった。




To be continued.....


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おほほほほほほほほ(´0ノ`*)


ユノったらねじ伏せちゃったのね( ´艸`)


ああ、それにしてもぬるいユス。



好き(///∇//)←長くなるだけなのにね