こんばんは
近所の公園の紅葉が真っ赤です
いとうゆうじカウンセリングルーム、カウンセラーの たかしろ れい です
東京地方、今日はとっても穏やかな日曜日でした
他の地方はどんな週末をお迎えだったのでしょうか？
人間って何でも物事を自分中心に考えてしまいがちですよね
東京が暖かく穏やかな日曜日であってもきっと 北海道や北の地方では雪が降っていたかもしれないし、雨模様の地方だってあったかもしれない
私は〇〇〜だけど、あなたは？
こんなスタンスをいつも忘れない様にしていきたいと思っています
＊
こちらのブログでは もちろんカウンセラーとしても・・・
そして たかしろ れい 個人として 私をもっともっと知って頂きたく日々 記事を投稿させていただいております
ハワイが大好きで ハワイのオラクルカード マナカードやタロットや西洋占星術も
ずっと学び続けています
昨日も都内某所で 占いのお手伝いをさせて頂いたのですが・・・
午後3時くらいでしょうか
突然、とっても若い男の子、あとでわかったのですが大学生の男の子がフラッと私の前に 座ってこう言ったのです
ちょっとだけ話を聞いてください
私は普通に 何かを占ってほしいんだろうと この言葉を受け止めました
その子はとても辛そうで・・・
話を聞いてくださいと言ったのに 出るのはため息だけで 具体的に何を占ってくださいとも言わない
下を向いている時間がしばらくすぎた後
辛くて辛くて ・・・
誰かに話したくて
でも、街を歩いていても 周りには立ち止まる人もいないし、みんな自分のそばを通り過ぎるだけで
そんな時にあなたの座っている姿が目に入り、占いとかじゃなくて 話を聞いてくれるかと思って入ってきた
こんな風に話してくれたのです
もちろん、カウンセラーとしても占い師としても守秘義務があるのは同じですから具体的な その方のお話はできません
ただ、もう その子の様子がただ事ではないと感じたので・・・
いいよ・・・
何でも話して
何か辛い事があったんだね
話をずっと聞きました
ただ、ただ聞いてました
彼は もともと饒舌な子ではないのでしょう
それでも ポツリポツリと 自分の辛さを私に話してくれました
本当に辛かったね・・・
と言う私の言葉に ポロポロと涙をこぼしていました
他人の前で泣くなんてはじめてだと言ってました
地方都市から東京の大学に通うために3年ほど前に上京しての一人暮らし
今回起きた出来事は もちろん彼にとっては1人で受け止める事ができない程の辛い事ではあったのですが・・・
彼はもっと以前から ずっと・・・とても生きづらい人生を歩んできたんだなぁ〜って感じました
結局 お話しは1時間くらい
笑顔を見ることは最後までできませんでしたが
また、会おうね・・・
という私の言葉で彼は席を立ちました
カウンセラーとしても占い師としても 相談された事をいつまでも自分に引っ張っていてはいけないと思っています
でも、彼のことは 彼が帰った後もそして丸一日以上たった今でも 考えてしまうのです
それは 彼の悩みに対してではなく、彼の初めに言った言葉が忘れられないのです
誰かに話したくて・・・
道を歩いても立ち止まる人はいないし
知らない人ばかりだし
辛くて辛くて
ただ、話を聞いて欲しかった
カウンセラーは 人の目に付くところに座ってはいない
人の目につきやすいところに看板を掲げているわけでもない
どんなに ここにいるよ・・・と ブログなどで発信していても ここまで到達できない人がたくさんいるんだろう
心がとても痛い
私も深い苦しみの中、探し当てることもなかなか出来ず 、門を開くこともできなかったカウンセリング
いったい、どうしたら昨日の彼の様な子が
私たちの元に たどり着けるのだろう
カウンセラーのあり方、カウンセリングのあり方を深く考えた出来事でした
近所の公園の紅葉が真っ赤です
痛い心を癒してくれる自然の風景
悩んでいるときは呼吸も浅くなる
深呼吸してみて・・・
そんな風に自然に語りかけられた様な気がしました
カウンセラー たかしろ れい
たかしろ れい
1957年東京生まれ 東京在住
夫との価値観の違い、夫婦間の溝を感じつつも 子育てに没頭する事で 自分自身の生きる価値を見出してきた。子供の自立、結婚による独立などにより子供の中に持っていた自己肯定感も失うまた同じタイミングで夫の裏切りも発覚。
苦しみを受け入れる事で同時に得た、他者に対する受容力や共感力をカウンセリングに生かしていきたい。相談者様の心の中にある答えを 相談者様に寄り添いながら一緒にさがしていくカウンセリングを目指しています。
「 相談内容 」
夫婦不仲、不倫問題、総合的な夫婦問題、男女関係、子育て、
「 相談場所 」
都内カウンセリングルームにて対面カウンセリング
電話、スカイプでの全国へカウンセリング
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