初回はTHE LAST ROCKSTARSの「THE LAST ROCKSTARS (曲)」について、全5回にわたって書きます。

 

1回目は「Bigidin」についてです。

「THE LAST ROCKSTARS (PARIS MIX)」はBigidin部分の激しい部分とHYDEさんが唄う綺麗なメロディーとで構成されています。

Bigidin部分は曲の全容が判明する前から公開されていて、「ビギディン」の一単語だけで話が通じるほどのインパクトがあります。

そして、「Bigidin Bigidin Ban Ban Ban」の部分を聴くだけで新バンドTHE LAST ROCKSTARSが目指す音楽の方向性の一端を感じ取れ、新バンドのことを知らない人にも言葉でも音楽性でも知ってもらうというデビュー曲の役割を果たしていると思いました。

 

Bigidinに意味はないとYOSHIKIさんから語られているようですが、私は英語のbeginをいじった形で、「始めるぞ!」くらいの意味でとらえています。

 

2023年1~2月のライブではライブの最初と最後にアレンジを変えて演奏され、Bigidin部分がX JAPANのRusty Nailのイントロのように何度もループされました。

 

最初に演奏された時(1回目)と最後(2回目)に演奏された時とで印象が大きく変わりました。

最初はライブのオープニングの感想と相まってRusty Nailみたいだと感じましたが、最後に演奏されたときには、THE LAST ROCKSTARSの世界に2時間浸ったからか、始めるぞ! ロックスターになる!と自己暗示をかけるかのようになり、Bigidin部分が一気に心地よくなりました。

 

次回THE LAST ROCKSTARS(曲)②に続きます。