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solve the secret

まぶたの裏 へばりついた 宇宙を旅してんだ

赤線地帯

solve the secret-赤線地帯

1956年公開
監督/溝口健二
脚本/成澤昌茂
出演/若尾文子、木暮実千代ほか


溝口監督は女性を撮ることが多いけど、
この作品も、圧倒的な女性の迫力に
気が付いたらのめりこんでいた。

一人一人の女性にきちんと背負っている人生があって
しかも各々がきちんと持っている葛藤もある。

それがドラマとしての太い骨格になっている。

ラストもいい。



東京物語

solve the secret-東京物語

1953年公開
監督/小津安二郎
脚本/野田高梧、小津安二郎
出演/笠智衆、東山千栄子、原節子ほか


この作品を知らない人はいないだろうし、
今更語ることもないくらい、歴史的な名作。

嫉妬したくなるくらいの天才監督が描く
家族の冷淡さと、人のあたたかさ。

実は小学生の時に2度くらい見たきりだったので、久しぶりの鑑賞。

あの時圧倒された、俳優や景色の「切り取り方」の美しさだけではなくて
今だからわかる、監督の演出力の非凡さ、明敏さに驚いた。

無駄な動きや台詞が一切ない。
それでいて説明的ではない。

不自然なほどの自然さと、言葉のセンスのよさ。

うーん。うーん。うーん。

素晴らしい。






巨匠と呼ばれる監督の2作品。

巨匠には巨匠と呼ばれるだけの理由が、映画の中にある。






Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain

$solve the secret-アメリ

2001年・仏
監督/ジャン=ピエール・ジュネ
脚本/ギヨーム・ローラン
出演/オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ


この作品の成功は、このオドレイ・トトゥの演技にかかってただろうな。
ふとした時に見せる、息をのむような美しさはヘップバーンみたいだった。(ヘップバーンに似てるし)

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(ヘップバーンの画像はこのサイトから失礼しました)

それもあってか、なくてか、わかんないけど
ラストシーンは『ローマの休日』へのオマージュかな。

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ローマの休日はローマを美しく撮ったけど、これはやっぱりパリを美しく捕えてる。
その面ではこの2人乗り作戦は成功だと思う。


日本で人気がある理由はストーリーというよりも、
ひとりひとりのキャラクターであったり、
美術や衣装のかわいさ(世界観)だと思うんだけど…

わたしが一番好きなのは、パパの人形が旅するところ。
あり得る趣味や出来事を入れると観客はぐっと役に近づくことができるね。

でも明らかに今後が説明されている台詞は、ちょっとナンセンスだと思った。


同じくジャン=ピエール・ジュネ監督の『ミックマック』も見たけど(感想はこちら

ジュネ監督の演出はすごく濃いな。

んー
でも色調に特徴があるから、照明は大変だろうな。
録音部も想像の世界と現実の音との分別に苦労してそう。


どうして監督の演出に特徴があるのか、もっと考えてみます。