ジェネラル・ルージュの凱旋
(2009年・東宝)
監督/中村義洋
脚本/斉藤ひろし、中村義洋(原作/海堂尊)
出演/竹内結子、阿部寛、堺雅人ほか
めずらしく商業映画!学校のスタジオ(5.1ch)で見ました。
全然期待してなかったし、楽しむための映画だったから、思う存分楽しめた。
でも実は楽しめるって凄いことなんだよね。
ハラハラするし、堺雅人のミステリアスな撮り方もスタンダードでとてもよいと思った。
感情移入しなくても見られる話、進んで行く話で、それがしかも面白いって凄いな。
感情移入しない訳じゃないのか…最後はやっぱり速水に移入してたな。
主軸は竹内結子演じる田口が主人公だけど、このジェネラル・ルージュに関しては、速水が主人公でもあるから、どう扱っていいのか私だったら分らなくなっちゃいそう。そのあたり上手かったな。
主題歌のEXILEはちょっとよくわかんない(笑)
録音は『のんちゃんのり弁』と同じく横溝正俊さん。
音響効果は岡瀬昌彦さん。『ジョゼと虎と魚たち』や『誰もしらない』『下妻物語』などなど手がけてらっしゃる方。最近だと『八日目の蝉』、『のぼうの城』など。
機会があって、この作品で岡瀬さんが特に力をいれていた“音”を聞くことが出来て凄く楽しかった。
とにかく岡瀬さんのつけた音はリアルで、
たとえば会議で携帯がなるシーンは観客が思わず自分の携帯を確認してしまうくらいリアル!