狂った果実/奮闘篇 | solve the secret

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まぶたの裏 へばりついた 宇宙を旅してんだ

狂った果実
solve the secret-狂った果実
監督/中平康
脚本/石原慎太郎
出演/石原裕次郎、津川雅彦、岡田眞澄、北原三枝ほか

えーっと、やっぱり裕次郎2作目ですが、魅力がまったくわからない。
かっこいい…訳がないし、ワイルドで売ってるのはわかるけど…なんか…ちょっと…いや(笑)
でも、この映画はよかった。ストーリーは面白くないけど、演出力に唖然!
桁外れに演出と編集が凄い。
特に、編集は嫌でも眼がいってしまうくらい。
録音はオールアフレコ…かな?
効果はボートとか上手かったけど、アフレコが、拙かった。
冒頭の電車のシーン、兄弟2人とも何言ってんのかさっぱりわからん。
音楽がいきなりプツッと切れたところなんて、恥ずかしくなった。
あと、私が日活映画の嫌いなところとして、台詞にリアリティがない。
最初フランクの家での食事シーンのカットバック…あれなんか特に違和感。
日活色があって、良いところでもあるんだろうけど。
そんな感じ。
ただもうほんとに身の毛がよだつほど都知事が嫌いw



男はつらいよ 奮闘篇
solve the secret-男はつらいよ奮闘篇
監督/山田洋次
脚本/山田洋次、朝間義隆
出演/渥美清、榊原るみ、倍賞千恵子、田中邦衛ほか


ストーリーは最後が無理やり…というか…そこまでするのかって思ってしまった。
何よりの見所は、田中邦衛演じる福士先生の魅力が凄い。
田中邦衛の演技と山田洋次の演出のバランスが絶妙なのかなあ。
見ていて気持ちのいい、人物像。もっと見ていたくなる。
榊原るみは、とっても魅力的だし、笑顔もすっごく可愛いし
役になりきっていてよかったんだけど、
寅さんをもーっと振り回してほしかった。
そういう点では「かもめ歌」の蘭ちゃんや、「紙風船」の岸本加世子の方がいい。
渥美さんの演技は油がのってて、粋で、ぐっと引き寄せられる。
1、2作目の「迫力」や終盤の「頭のよさ」で見える演技ではなくて、
肉体でぐっと演じてる感じが、もう最高にかっこいい。
録音は、アフレコで一箇所「うおお!渥美さんすごいな」ってところがあった。
そういう映画でした。