【映画】軽蔑/キューポラのある街/無法松の一生 | solve the secret

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まぶたの裏 へばりついた 宇宙を旅してんだ

軽蔑
solve the secret-軽蔑
監督/廣木隆一
脚本/奥寺佐渡子
出演/高良健吾、鈴木杏、大森南朋ほか
(2011年・角川)


演出も脚本も技術も高良くんも、みんな杏ちゃんに食われた。
杏ちゃんは素晴らしかった。
でも、多分、彼女には隙がない。『花とアリス』見てもそう思ったことだけど。
でも顔も体系も色気あって、よかった。
高良くんは役がとり憑くタイプで、どんな役でもできるんだけど、
今回は…電車から戻って、タクシーの中が一番よかった。カメラもよかった。
大森さんはいつでもいい演技。廣木監督は多分、注文とかなかったと思う。
監督と大森さんに信頼関係があるんだろうな。
ただやっぱり大森さんの演技は、大森さんの型どおりだったと思うよ。
原作読んでないけど、脚本で削り過ぎたかも。ってなんとなく。なんとなくじゃだめかな。
脚本の奥寺さんは相米監督のお弟子さんだったよね?たしかに凄く相米カラーだったのかもしれない。
うーん。なんか、映画館で見て良かったーじゃなくて、映画館じゃなきゃ見られなかったなーって思った。そんな感じでした。



キューポラのある街
$solve the secret-キューポラのある街
監督/浦山桐郎
脚本/今村昌平、浦山桐郎
出演/吉永小百合、東野英治郎ほか
(1962年・日活)


一言でいえば日活の熱さ!だね。
吉永小百合の映画デビュー作。
当時から国民的アイドルだった理由もわかるな。
でも、演出をくんでる演技。
東野英治郎の演技は、演技をした上で演出を引き立たせているから、
余計幼さが見えてしまうね。
在日朝鮮人の帰国については、もっと分かりやすく描いてほしかったなあ。
知らないことたくさん。
映画の導入部の東野英治郎が工場にいるシーンは好き。



無法松の一生
solve the secret-無法松の一生
監督/稲垣浩
脚色/伊丹万作、稲垣浩
出演/三船敏郎、芥川比呂志、高峰秀子、笠智衆
(1958年・東宝)


今まで見た東宝映画の中で最高傑作。
前半は「あ~暴れ者の恋の話か~」とか思ってたんだけど
気づいたら、車夫になってて未亡人の奥さんに恋をしていて
気づいたら、男の気持ちに気付いているけど、どうにもできない未亡人になってて
気づいたら、多感な、繊細な、青年になってて
最後なんて人映ってないのに号泣。

お祭りのシーンは、今までみた三船敏郎のどの作品より、三船の魅力が出ていたと想う。
高峰秀子の花火の夜の、つやっぽさなんて、女がみても「もう!」です。
芥川比呂志のセンスは抜群だし、笠智衆の微動だにしない存在感、左卜全のバランス感覚すべて正解。