一周忌の前日
先週お寺に聞いた用意するもの
お布施はいくらにするか悩んだ
グーグル先生に聞くと、相場は3万円〜5万円
夫に関してケチケチしたくない
5万円か10万円で迷ったけど
実家の母に相談して5万円にした
あとは、果物とお菓子
お菓子は日持ちするのがいいので
煎餅とお菓子の詰め合わせを注文
花は「一周忌でお寺に持参するお花を一対お願いします」と予め電話予約しておいた
《ご予算はおいくらですか?》と聞かれたので
「相場が分からないので、おいくらですか?」と返した
電話を保留にされ《5,000円〜7,000円ですね》と言われた
「では、7,000円をお願いします 」
あれ?
そういえば、果物ってスーパーで桃と梨買おうと思っていたけど、それでいいんだっけ?
慌ててグーグル先生に尋ねる
ヤバい😨
私が考えていたやつとなんか違う…
急いで八百屋さんに電話する
「一周忌でお寺に持っていく果物を10,000円分、今日の夕方に用意できますか?」
《できますよー 》
良かった
チンケなのは夫に似合わない
だから本当に良かった
「ただいまー! 」
「息子!明日お父さんの大切な日だから、準備するよ!スーパースーパー買い物! 」
「え! ちょっとまってー 」
息子急いで着替える
出かける時は早い
2人で注文していたものを受け取りに行く
お菓子 → 花屋 → 八百屋
お菓子屋さんで、どら焼きを買って息子に渡す
200円する高級どら焼きなのに
息子は 「いらん! たべない! 」という
みると、どら焼きにバターが入っていて
それが気に食わないのだという
息子は、息子的に不要なものがあると
機嫌が悪くなり食べない
ハンバーグのソース
鮭おにぎり以外のおにぎり
サラダのドレッシングがついた唐揚げ
混ぜごはん
ソースがかかったアイス
面倒臭い
次の八百屋でくだものを受け取る
「お供ってつけれますか? 」
《できますよ!》とお兄さん
《あなたの家の法事じゃないのよね?》とお母さん
ウチの家です
と、答えると
《だったら何もつけないのが普通よ》とのこと
じゃあそれで。と会計を済ます。
さっきの花屋は消費税が別途掛かり
こちらはピタリ10,000円
さすが田舎なので、どちらもニコニコ現金払い
車まで運んでもらう
すると息子が車からいなくなっていた
《どうかしましたか?》とお兄さん
「車に乗っていた息子がいないんです」
はー また探すか
建物を一周して、元の八百屋に戻ると
八百屋のレジの前に息子が立っているのが見えた
兄さんがでてきて
《息子さんレジにいますよ。なんか、おばあちゃんに果物あげるんだって言ってます。》
私が行くと、レジにネーブルが置いてあり
息子がおねがいしましゅとキリッとした顔で
レジ越しのお母さんに話す
息子…
そろそろ財布持ち歩いてくれ
『それ、買うの? 』
『ばあばにあげるの 』
『いいけど、どうせ買うならメロンとかスイカとかもうちょっと高いもの買ったら? 』
『これがいい 』
息子、ばあばに買ったネーブルをだいじそうに抱えていた
その後ばあばの家に行って
どら焼きとネーブルを渡す
『わざわざ持って来てくれたの? ネーブル食べたかったけど高くて買えなかったのよ。どら焼きも?いいの? 息子ありがとう。 』
『えへへ 』
息子誇らしげだ
よし、これで明日の準備はバッチリだ