誕生日の翌々日

相変わらず昼間寝ていた

そんな時1番の友人からLINEが届いた



私は会社退職&死別から

つきあいの幅が大分狭くなった



残りの人生、何もかも自由に

とまではいかないけど、せめて嫌なものから離れられる選択ができることに感謝している



私が言う《嫌なもの》とは

  1. 私の時間を奪うもの
  2. 私の心をすり減らすもの
の2つ



嫌なものから遠ざかると

大切なものだけが残る



それはとても心地が良い繋がり



そんな私の1番の友人は

夫が亡くなった日に私が唯一電話した友人



来ないでと言ったのに

すぐさま駆けつけた彼女を前に

私は話すこともできずに過呼吸気味にわんわん泣いた。



その様があまりにも凄まじかったから

涙だけ流して帰って行った



彼女のことは

人として尊敬しているのだが

長くなるのでその話はまたの機会に



そんな彼女から



《今日なにしてるー?》とLINE



これは危ない

下手したら、というか十中八九家に来るつもりだ



私は、慣れた返事



【一周忌を前に気分が落ちこんで、ずっと体調が悪く寝ている。ごめんね。】



彼女の凄いところは

それを聞いても



【まじで!?大丈夫?少し顔見に行くね。買ってくるものある?】



と、来るのが決定していた所

だけど不思議と彼女のおおらかさに

まあいいかと思える



【風呂入ってないのと片付けてないけどいい?臭うかも】



全然大丈夫 と即答



仕方ない 風呂に入る




しばらくして友人が到着する



なんか肉やら食料やら栄養ドリンクやらたこ焼きやら寿司やらたくさん買ってきた。



で、一周忌についての状況をはじめて人に話した

否定されるよなーと思っていた



彼女の反応は、

「出て行った時があれで、着信拒否されてるんだから、そこで遠慮して欲しかったよね。大丈夫?私もいこうか?(←?)



肯定的な言葉を期待していなかったから、意外だった。気持ちが楽になった。



そうか、多分彼女は、私が何をしたとしても私の味方でいてくれるのだろう。



ありがたい



一周忌いつだっけ?

一年間頑張ったね。あっという間だったでしょ 等たくさん言葉をかけてくれた。



夫は数年前?もっと前?にfacebookが流行った時、何人友達になれるかを試していた時があった。【友達の友達】から私の友人と繋がり、facebook友達(いいね!やコメントだけの繋がり)になっていた。



だから、葬儀に来てくれた友人達も

夫の日常を知っていた 笑い話かな



帰り際に友人に言う



「具合が悪いと断ったのに来たからびっくりしたよ🫢」



「え?まじで!そうだったの ごめんね」



そんな彼女のおおらかさが心地よい日だった

明後日は一周忌だ