突然ですが先週、41歳になりました
夫の命日直前の、ビックリするほどめでたくない誕生日
相変わらずの光の入らない部屋で
誰に祝われることもない
強いて言えば
ディズニー.jpからおめでとうメールが届いたくらい
唯一の同居人の息子は日付の概念が分かっていないし。私から言って祝ってもらおうとも思わない
誕生日ケーキを買うのは夫の役目
↑2023年の去年、夫が用意してくれた最後の誕生ケーキの写真を見つけた。ろうそくは4本 夫さん。なんか崩れてるよ。その辺がまあ、なんとも夫らしい。
もうこのケーキを食べることは2度とないだろう
そう思うとなんともいえない気持ちになる
これから一生誕生日をこんな気持ちで過ごさなければいけないのか。まぁそのうち慣れるのかな。
死を考える命日を直前に、
自分の誕生を祝う気持ちになどなる訳がない
その日の昼頃、電話が掛かってくる 母だ
『お父さん 張り切って釣りに行ったのに、イカ🦑一杯も釣れなかったのよ。とにかく、息子が帰って来たら来なさい。 』
何という ありがた迷惑
そんな気分では 全くない
ほんとに一歩も外に出たくない
だけど、母相手に断るのは骨が折れる🦴
あきらめて息子の帰宅後、息子を連れて実家にいった
実家は、どれだけ私の身なりが汚くても
気にしないので、気楽ではある
あと、父も母も死別後とにかく私には優しい
『いらっしゃーい 』
底抜けに明るい母
そこには、お目にかかることは無いと思っていたケーキがいた。ちゃんと、私が好きなチョコレートだ。
ローソクは4本と1本
さすが親
娘の年 覚えていたらしい
ロウソクに火をつける
息子は何故かうぃーウィッシュアメリクリスマスを歌う
『あ、あたし トイレ 』
まじすか 今すか
そして誰もいなくなる
仕方がない
とりあえず ロウソクの火を消した
『おまたせー。 がまんできなかったー。 あれー? あたしふーしてないけどー 』
どこまでも自由な息子
もう1回火をつけて、うぃーうぃっしゅあメリクリスマスを歌い、火を吹き消す息子
なんだかなー 祝う気にはなれないけど
少し元気がでた
ここのところのじいじは
去年の夏から反省したようで
よく息子と遊んでいる
おかげで、息子もよく
『じいじだいすき』と言うようになった
ありがたき
帰宅して、
ケーキを食べれてよかったなと思いながら
ぐったりしているとLINEが
姪っ子と甥っ子だ
さすが日頃貢いでる甲斐がある
LINEで誕生日通知(知り合いの誕生日お知らせ)が届いたらしい。今どきだなー。
直接お祝いを言ってくれたのはこの2人だけ
嬉しかった
嬉しすぎて、
PayPayでお小遣いあげちゃうよなー
ママが怖いから少額だけど