私が戸建住宅の大家さんになったのは去年の3月のこと。不動産の名義は夫だが、不動産の名義を私に変更を検討していた。



その理由は、

夫が不動産収入を得たとして、税金が半分。

収入のない私名義であれば、所得税は5%〜10%。



ただし不動産贈与にも諸々税金がかかるため、家賃の支払い口座をまずは私にしていた。



で、約1年だけの大家さんだけど

まず分かったことがある。



それは、

不動産投資は決して不労所得ではない。ということ。



まあまあ、手間がかかる。



2023年の3月に入居した方は

2024年の3月に退去した。

この間約1年。



退去後の原状回復工事の箇所を決めるために、現地へ足を運ぶ。写真とメールだけでも可能だが、傷やシミは直接見ないと判断がしづらい。



また、近年

「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」というものがあり、ざっくりいうと、原則的に故意過失以外の汚れについては、大家さん側の負担というもの。



で、今回1年しか入っていないのだが、

当たり前に傷や汚れはあり、それを原則私が直さなければならない。


今回2024の金額



前回2023年の金額




前回分は結局50万くらいだったので、

今回30万となると、

1年分の家賃の儲けはほぼ無くなる。



うーん。

どうしよう。悩む。


傷や凹みは、補修するしかないのだけど、

クロスの汚れは迷う。

この程度の汚れが結構あるのだけど、

張り替えとなると、その面全て張り替えとなる。



4LDK 100m2程となると、

クロスの張り替えが結構な費用だ。



あと、入居していない間は、

草が生えるので草むしりに行かなければならない。

一応防草シートはしているのだけど、飛んできた種子は、防草シートの上で発芽する。



面倒なので、除草剤をまいた。



数日後、枯れた草を取りに行かねばならない。



めんどい。



続きます。



▪️戸建不動産投資のデメリット

  • 不動産投資は手間がかかる
  • 草むしりが面倒(管理会社に頼むこともできる)
  • 原状回復の見積もりに耐えられるメンタル必要
  • 空室に耐えられるメンタル必要

暇な人がやるには暇つぶしには良いかもしれない。しかし、現状回復の見積もりは精神衛生上よくない。


とりあえず、このメンタル不安に耐えられない人は、不動産投資には向いてないと思われる。


だけど、スキルアップという意味では、預金経験ができていると思う。不動産も累進課税なので、分離課税の株式の売買と比べると、20%以下の税率の所得に抑える場合は不動産投資もありかも。あとはレバレッジ使う場合だろうけど、私は負債は嫌だな。


ただ、諸々精神的不安の要素が多いのが不動産だと感じている。


私がやって良かったかどうか分かるのは20年後くらいだろう。