今週の息子の戦績


5月13日(月) ⚪︎

5月14日(火) ×遅刻

5月15日(水) ×

5月16日(木) ×

5月17日(金) ×

5月18日(土) ⚪︎



⚪︎は車から1人で教室に行けた

△は靴箱からは1人で教室に行けた

×は母にしがみついて教室に行った



なかなかメリハリのある1週間だった。

動かない日はなかなか大変だけど、遅刻の回数は減ってきた。これが季節的なものか、息子の成長かは見極めがいる。



さて、今日は土曜参観。

週6日はなんだか疲れる。



朝、車を出る時に、

にっこり『おかーさん きょう おしごとおやすみ? 』

にっこり『おかーさん みにくるの? 』

ほんわか『たのしみ たのしみー 』



と言って張り切って出て行った。



さて、これから1時間半車で時間を潰す。

端っこに車を停め直して、しばらくゲームをするとあっという間に車が満車になっていた。



ニコニコ『木工室はどこですか?』



おじいちゃん『ご案内しますね。』



受付の方が、ご丁寧に案内をしてくれた。



息子には、毎日時間割がノートに書いてある。

授業は1.2割で、大半は『作業』が占める。



作業は、将来作業所で働く人が多い特別支援学校において、ものづくりを学ぶ大切な授業だ。



中学部の1年から3年生まで、

縦割りで各工程のパート分けされた自分の工程をひたすらこなす。



この学校の生徒たちが学年関係なく挨拶しあう間柄である理由が分かった。



教室に近づくと、みんなで約束ごとを読み上げる声が聞こえてくる。息子の声と発語は特徴があるので、すぐに息子だと分かる。



その後、自分のパートの作業を黙々としていた。



息子は、サンダーという機械で、木材を研磨する作業を担当していた。




ひとつひとつ丁寧に研磨している。

休むことなくずっーと。



そして、研磨が終わると、先生に持っていき

にっこり『かくにんしてください。』と言う。



合格が貰えれば次の木材に。

これをひたすら繰り返す。



早くに私を見つけた息子。



チラチラとよそ見して先生に注意を受ける。



そしてあっと言う間に50分たったらしい。

気がつくと、目の前に息子の頭があった。



休み時間になり、飛んできたらしい。




ニコニコ『息子凄いね。おかーさんびっくりした。』



ほんわか『えへへ。』



嬉しそう。



そして、私の手を引き、教室に連れていかれる。



不満『あたしの おかーさんです。 』



先生に紹介された。

そして、先生が日頃の息子の頑張りを教えてくれた。



これを午前中の間、

2時間以上ひたすら作業するらしい。



控えめに言ってスゴイあんぐり



私ならすぐに飽きてしまう。

3日たたずに根をあげるだろう。

彼らは、ひたすら黙々と作業している。



本当に凄いと思った。



同時に、息子は

就労支援事業所で働いていけるだろう。

そう思った。



毎日もっと勉強の時間を増やして欲しいと思っていた。そんなわたしの考えは浅はかだ。



この能力を磨いて行くことの方が息子にとって、はるかに重要なのかもしれない。



などと考えた日。



夕方帰宅した息子は、疲れ果ててぐったりしていた。お疲れさまでした!