晴れた日
学校に息子を迎えに行った。
お利口さんシールが10個貯まったご褒美
息子は視力があまりよくはないのだけど
遠くからでも私を見つけて、走って駆けてくるさまは、とてもかわいい。
お手手繋いで、
色んな人に挨拶をしながら、車へ
持ってきた服に車で着替える
こういう時の息子はスムーズ
高速を走り、劇場へ
なかなか駐車場の入り口がわからず
ぐるぐる回って駐車場へ着く
駐車場のホームページをよく見ると、
障がい者割引があり、2時間無料に
これはとてもありがたい
公共施設の福祉サービスは、所得関係なく受けれる。
『息子のおかげだよ。ありがとう。』
『え なに? あたしなにもしてないけど。』
途中いろんなお店に進路を邪魔されながら目的地へ
15分ほど前に着く
皆さん何か買い物をしているのを見て、私たちもパンと息子のジュースを買う
私たちの席は柵に囲われた1番端だった
ありがたい
息子を奥にやり、私が手前で防波堤になる
比較的年配の女性が多い印象
劇団四季のミュージカル(リトルマーメイド)は何度か観たことがあるけど、それよりは大人向けだよな?息子大丈夫かな。おりこうさんにできるかな。
『みっきーまうす? 』
『違うよ。千と千尋の神隠しだよ。』
『わかんない 』
検索してスマホの画面をみせる
『あー。コレね。』
絶対分かって無いけどまあいい
いざ始まると、
息子やっぱり、没頭できなくて
ずっとなにか独り言言ってるし
じっとしてない
シーンとしたときに大きなあくびすると響く
大丈夫かな
前半の中盤で踊るシーンがあったのだけど
息子が、シーン終わりに思わず拍手をしたら
それが大きな拍手を呼ぶ奇跡が起こった。
検索したけどそこはきっと拍手の場所じゃなかった。
息子凄いな
開始1時間で30分の休憩
買った弁当はこの時間に食べるのね
私も買ったパンを食べた
後半は息子が芝居に没頭してくれたので
私も集中して観れた
非日常の芸術は地元には無い
質が高いものはやはり都会に集まる
人々に感動をもたらす為に磨かれた高い技術と、キャストの努力が、質の高い芸術の世界を生み出す。
私と夫は、そんな世界に触れることが好きで、同じ理由でディズニーも大好きなんだ。
素晴らしいものに触れると、夫にも観せたいな。と思い涙する。感動は、平坦な私の日常に、なんとも良い感情をもたらす。
だから、たまには都会にでて、質の高いものに触れなきゃな。と思う。息子と私の好みが合わないから苦労するけど、きっと幼い頃からの英才教育でディズニーだけは共通。
息子にも様々な芸術に触れて欲しいな
帰り
『あーおもしろかったー(ほんとか
?)ごはんじかんだね。 』
既に夜。本当だったら泊まりたいけど、明日学校だ。街中だからご飯屋さんが沢山あるけどなんだか疲れたな。
『遅くなったし、明日学校だから、マックでいい?』
『じゃーあー。なーげっと買ってー。スーパースーパー行ってー。そのあとおうちかえる。わかった?』
息子チョロい。
どんな場所に行っても、だいたいウチはマックだ
USJでもマック食べた
帰りに高速反対向きに乗ってしまい、時間ロスしながら帰宅するのであった。