友人に赤ちゃんが生まれた。
ものすごくめでたい。
この一年の間に極端に
お付き合いの幅を狭めた私にとって
それでも付き合いがある友人は貴重だ。
40歳にもなると
今後友人に出産のお祝いをするのも
もうないのかもしれない。
私自身、子どもが欲しく、子育てもしたかった。
第二の人生がこれから始まると本気で思っていた。
夫は早くから息子に兄弟が欲しいと言っていたのに、仕事100%の私がそれを肯定しなかった。
時の流れは残酷だ。
生後半月くらいの赤ちゃんを見に行った。
友人は元気そうだった。
この子が成人した時に私たちは還暦。
体力的には大変なことが多いだろう。
それでも、子育てには代え難い喜びがある。
私自身誰かと長く話すことが少ないから、友人と和やかに話すのは気分が良かった。昔から知っていてくれているのは、気を使わなくていい。
体調の戻りが遅いのだそう。
やはり、年齢的なことはあるよな。
私だったらできたかなー。できないかなー。
たらればだから、分からないや。
今の私の自堕落を許してくれるのは
息子しかいない気がする。
我が子に軽蔑されたら悲しいかな。
なんていうんだろう。
息子には教育資金がかからない。
これは良くも悪くも。
普通だったら、子供のためにと
これから貯金しようだとか、仕事頑張ろうとか、生きる目標があるんだろうけど、私にはそれがなくなってしまった。
自分の為に頑張るのって難しいと思う。
できる人を尊敬する。
なんだか生きる意味を見失って
目標もなく
ただ日々が過ぎることを願う日々に
なんだかとても疲れるんだよな。
もちろん、肉体的にはなんの疲れもないから寝れないのだけど。
こんなことを考えるのも
おそらく暇だからだ。
帰り道
空がとても澄んでいた。
1番空が綺麗なのはディズニーランドだと思うのだけど、田舎の空は広くて、なんだか心穏やかだ。