ばあばの家にお泊まりした息子。
最近私は、ばあばの家に居ても
やることがないので、自分だけ帰宅して翌日迎えに行っている。
やっぱり息子が居ないと淋しすぎるから
何度も電話する。ばあばに。
息子は携帯を携帯しない。
『なーにー 』
『おかあさん 迎えに行ってもいい? 』
『いま あそんでるの 』
『何時なったら迎えに行ってもいい? 』
『じゃあ げつようびにきて 』
『月曜日は学校でしょう? 』
『げつようび むかえにきたら がっこういく 』
おい
昨日の手紙といい、母は悲しい。
『もうばあば疲れた。そろそろ来て。』
ということで、実家に向かい、そのまま食事に出た。出不精の父母が行く気になるのは珍しい。
いつぶりだろう。記憶がない。それくらい珍しい。
今年72歳と70歳の父母に最近私がよくいうことがある。
日本人は、世界一長生きだけど、健康寿命は平均75歳。85歳まで生きたとすると、10年は不自由な生活を送ることになる。
その時にきっと思う。
もっといろんなことしとけばよかったって。
その時にきっと後悔する。
健康寿命まで残り5年くらい。
多少無理してでも、いろんなことやった方がいいよ。
言い続けたことで
良くも悪くも多少感化されてくれたのだろう。
4人席で、迷わずばあばの隣を陣取る息子。
料理の写真を撮り損ねた。
息子はステーキ定食みたいなやつ頼んで、その後アイス🍨食べるといい、ピンポンを押す。
1度目‥応答なし
2度目‥ちょっと待ってくださーい。と、店員さん
で、その後、忘れられていたようで店員さん来なかった。
じいじが食べ終わって、これからデザート待つのもな。ということになり、帰りにコンビニアイスを買うことに。
しかし、そんな大人の都合は息子には関係ない。
帰るよ。と言っても、暫く動かなかった。
『ちょっとまってくださーいっていってたもん。』
うん。息子が正しい。
でも正しいことが正解とは限らないのが社会。
放心状態でうちひしがれる息子。
しかし、ここは大人が3人居たから、数分で動いてくれた。レジに向かうと、レジ奥に風船が数個壁に掛けられていた。
息子、すかさず
『ふうせん ほしいです 』と大きな声。
いつも、発語が幼く、なんて言っているか、母以外はわからないことが多い息子。しかしこういうときはめちゃめちゃハッキリ話す。
『いいですよ。何色がいいですか?』
『あかいろがいいでしゅ 』
風船🎈ゲットして、嬉しそうな息子。
帰りにコンビニに行ってアイスを買う。
レジ横のからあげクンレッドを注文する息子。
しかし、店員さんが、忘れてしまっていた。
『からあげ ないです 』
これまたはっきり言った。
今度はちゃんとゲットできて嬉しそうだった。
帰宅後
申し訳程度に、母にも母の日のお礼?をくれた。
まあ、今回はこれで許してやるかー