【後編】
私と息子が月1温泉に行くのは、
息子を受け入れてくれる、
息子の『馴染み』を増やす為。
前の馴染みの旅館は、
私たち家族にとって、全部が最高だった。
何も言わなくても、好きな部屋に通され、息子の誕生日には特別メニュー。ここには、息子がお腹の中にいる時からずっと通っていた。だから、息子の特性も分かってくれている。加えて温泉掛け流しが部屋についていて、部屋食で、家族3人で37,600円と商売する気がないその宿。
この『何も言わなくても』というのがものすごく心地いい。そんなところが見つかるといいなあ。
翌日の朝食
『あたしが たべるのないじゃない 』
息子真ん中の9等分の器のやつを見て、息子がそう言う。味噌汁、卵、茶碗蒸し、豆腐、牛乳、ぷりん → 全部ダメ
『あ ぼくがすきな さかなあったー。』
『ういんなー ぶろっこりーだ やったあ』
私の分も渡す。
食べれるものがあってよかった。
もちろんご飯はおかわり。
あー おなかいっぱーい!
その後、お風呂。
『息子。大っきいお風呂行くなら、
男の子女の子問題があるから、1人でいける?』
『むりむりむりむりむり まいごなる。』
『おとうさん じいじ いないから おかあさん いっしょに はいる 』
『だから、男の子女の子問題があるから、
お母さん無理だって。』
『じゃあ、ちっさいおふろ はいるー。』
ちっさいおふろ = お部屋のお風呂
楽しそう。
2時間半 入ってました。
アトピー子の息子は、温泉に入ったら、だいぶその時は良くなる。
満足したらしい。
『むすこー ばあばんちいこっかー。 』
今日は、ばあばに呼ばれていたので、そのままばあばんちへ。
息子の療育手帳を見せると、高速代が半額になる制度を知った。先週いそいで手続きしてきた。
障がい児への公共のサービスは案外沢山ある。
世間は優しい。息子のおかげ。ありがたい。
息子は帰りも安定のねんね
そしてばあばんちにつく
『おかあさん こないでね 』
と、運転席側のドアを抑える。
こんなに尽くして(貢いで)いるのにひどくない?
息子の遊び②
タオルしまう
息子の遊び③
?!?!
軍師か?
息子、想像力豊か。
さて、今日のお宿のお値段
49,525円(大人2名)
料理 ⭐︎⭐︎⭐︎
お部屋 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
お風呂 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
落ち着き度 ⭐︎⭐︎⭐︎
息子の満足度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
風呂は24時間源泉掛け流しで、
文句なし。お世話になりました