年末から今年の抱負を考えて、
ずっとモヤモヤしていた。
何も思い浮かばない。
というか、思い浮かぶのだけど（どっちや！）
私の場合、目標を立てると実行計画ありきになってしまうので、夢も何もない。
それに、目標を達成するために、
また、大切なものを犠牲にするなんてことは、
絶対にあってはならない。
ん…？🧐
あるじゃん。
私の譲れない願い。
『息子と2人心静かに暮らすこと。』
それだけが、わたしの生涯にわたっての願い。
なんだ、わざわざ目標なんて立てる必要はない。
一生の願いは決まっているのだから。
そのことに気がついて、少しスッキリした。
さて、
確か12月30日だったかな。
年明けに近場の温泉旅館を予約した。
楽天トラベルで、5.0という、よくわからない謎の旅館を見つけたので、息子と2人で泊まることにした。
息子は、温泉が大好きで、いつも、
『おんせん おんせん 』言っている。
毎週週末どこかに泊まりに行っていた我が家。
だけど、夫が亡くなってからは、すっかりいけなくなってしまった。
2人で行ったのは、ただの一回ディズニーだけ。
でも、なんだか、今なら、
息子と2人で行ける気がしたんだ。
（根拠はない
）
家から30分位の所にあるその温泉旅館。
はじめて泊まるところ。
死別後、温泉旅館の必須要件が増えた。
それは、【お部屋に温泉がついている旅館】
息子を1人で大浴場に入れるわけには行かない。
しょうがないから、風呂付きにするしかない。
もう少し暖かくなったら、家族風呂でもいいかもしれない。けど余計なストレスは少しでも減らしたいよなぁ。
笑っちゃうのが、
家族3人のときは、だいたい3万円/泊
今回は息子と2人で6万円。
ケチな夫だったら行かないだろうな。
15時ごろ、旅館に到着すると、
着物を着た2人の女性が外で出迎えてくれた。
なんだかいい感じだと思ったのは束の間。
息子
『ここじゃない。ちがう。いきたくない。 』
と、20分くらい車に立て籠った。
んー😕。
ウチには毎月行っていた、馴染みの旅館があった。
しかし、そこは、去年から、ある企業の保養施設になり、一般客の受け入れをしなくなった。
息子には、そんな事情は関係ないから、
『いつものところじゃない 』って感じだったのだろうな。
馴染みではない温泉旅館は、息子にとって２つの大きな問題がある。
ひとつめ
【おっきいお風呂問題】
息子は大浴場に入りたいんだ。
夫がいた時は、何の問題もなかった。
『おっきい おふろ いきたい。 』
今は『男の子女の子問題』がある。
ごめんね。お母さんは一緒に入れない。
かと言って、1人で送り出すことはできない。
必然的に、息子は大浴場にはいることができない。
が、そんなことが理解できない息子は不服そうだった
息子が入ってるの撮るの忘れた。
ふたつめ
【ぼくの食べるの無いじゃないか問題】
息子は大人料金で宿泊。
お子様舌の息子。
『ぼくの すきなのはねー。 からあげ と ぽてと と にく と さかな と ういんなー だよ！』
さて、どうなることやら。
※景色から旅館に辿り着けたため、一部景色を消しています。
良き
メンタル面は思ったより大丈夫だった。
夕食前に持ってきたカップ麺を食べる息子。
そして夕食の時間。
良き
『ぼくの たべるの ないじゃないか！』
『もー やだー！ かえるー！』
やっぱり。そうなるよな。
『すみません。ご飯先に持ってきてもらえますか？』
『イェーイ！ 』
お櫃ごと行く息子。
ようやく ぼくの きた！
肉があって良かった。
料理を1人分ほぼ残すことになるから本当に申し訳がない。
ぼくもう おなかいっぱーい！
半分はカップラーメンだけどね
ヤバい。息子がもう限界だ
残りのご飯は諦めて部屋に戻る。
貫禄あるなぁ。
息子よ。
ど真ん中に寝るでない。
しかも、わざと横向き。
この日も広い布団なのに、息子に乗られ、もちろん翌日筋肉痛
。
私の唯一の趣味の旅行。
息子が大好きな温泉。
1月1回くらい、行きたいなぁ。
新規開拓しなきゃなぁ。
大浴場問題は、じいじ
を連れていくか。
