息子がキレた。
実家に泊まりに行った時のこと。
足が悪い母は、専用のベッドに寝ています。
息子は、楽しみなこの日は、『ばあば』から離れない。
いつもは、私にべったりなのに、ばあばにへばりついている。
そのまま、2人で、ばあばの狭いベッドに寝る。
夜じゅう、ばあばの足を蹴る息子。
ばあばは、一晩寝れなかったらしい。
だから、ばあばは、朝から機嫌が悪かった。
そんなばあばに、息子はさらに遊んで遊んで。と、まとわりつく。
息子が、ばあばが寝ていた枕に敷いていたタオルを引っ張って遊ぼうとしたから、ばあばが怒った
語彙力のないばあば。
とっさに息子に
『もう、〇〇なんかきらい😤!』と言ってしまった。
これに腹を立てた息子。
持っていたタオルでばあばを、バシッと叩き、大泣きした。
ばあばを叩く瞬間。
みたこともないような形相をしていた。
慌てて止めに入るが間に合わなかった。
息子は、ただ、『きらい』という言葉が悲しかったんだ。
だからといって、暴力はいけない。
暴力についてはしっかり、怒る。
息子は、気持ちを言葉にできない。だから泣くしかない。ひたすら泣いた。
これからまだ大きくなるであろう息子(と言ってもダウン症児は小さく健常児よりは力も弱い)と、これからどんどん弱くなるばあば。
高齢者がだんだん思うように体が動かなくなったり、至る所が痛くなったり、弱くなっていくことも、繰り返し教えていかなくてはならない。
息子が将来、じいじばあばの介護が手伝えるようになったら、いいな。