現場に駆けつけると煙が充満し、窓ガラスが割れて炎が見えています。
近くの消火栓から手際よくホースが取り出され、あたふたしながらもホースを接続し、消火活動に加わりました。
二階から火が出ていたため、１階に人がいないか確認したところお年寄りがまだ室内に居て、すぐに外へ誘導し無事にすみました。
初めての火事の現場。室内を確認している間も煙がどんどん充満してきます。
二階からは消火作業の水も流れてきて視界は非常に悪かったです。
港から見通しの良い場所での火災だったため通報が速かったのも幸いし、火はしばらくして消し止めることができました。
関前は消防署が近くに無いため、消化活動は全て消防団で対応しなければなりません。
先輩消防団員の方々は適切な配置に素早くついて、被害を最小限に食い止めました。
過疎高齢化の進む地域では、こんなときに近所の住民さんたちの行動も素早いです。
みんなが力を合わせ一つになって行動することができるのは、本当に素晴らしいことです。
今後も火事を出さないことが一番ですが、有事のときに素早く行動ができるよう常日頃から心がけていきたいと思いました。
他の地域の地域おこし協力隊の皆さんも、是非消防団に手を挙げて入隊し、地域と共に活動をしていただきたいと思います。
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