綱渡り | Flog

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Frogの研究者の息抜きblog

--- since 01-06-07 ---

相変わらず、綱渡りを敢行しようとしている政府・東電ですが、只々、大事に至らないことを願うばかりです。

4号機のプールに水がある、と云う証拠の映像をTVで見ましたが、アレを見て、本当にそう信じているんでしょうか?まぁ、肉眼で見た場合とは、違うのかもしれませんが、日本は、言霊の世界ですから、「見えた」と云う言葉で、信じようとしているだけでは?そもそも、爆発が起きた原因が、プールの水が枯渇した為、と云う予想をしていた訳ですから、水があるならあったで、何故、爆発が起きたのか、その原因が分らないことになる訳で、そこに不安はないのでしょうか?

全てが、科学的判断と云うより、何か我々の知らない政治的な判断で、対策が決められている様な不安を覚えます。


私は、只の素人なので、全然間違ったことを云っていて、本来は何の不安もないことを願うばかりですが、日本の専門家の科学者達は、これが本当にベストと云う判断なのでしょうか?(少なくとも、海外の一部の専門家の意見は違う様ですが)



それにしても、ラジコン飛行機やヘリコプターで、クローズ・アップ映像を撮れないのでしょうかねぇ?操縦するひとが、被爆してしまうのか?

ロボットが、こう云う時にこそ、役立つと思うのですが、まだ、実用的な物がないと云うことですか。



そうそう、注水が始まってから、ズーっと疑問に思っているのですが、未だに、答えが見付かりません。入れた水は、何処へ行ってしまうんでしょうか?本来、冷却用に循環している水は、閉鎖系の中で動いているはずですから、出口はないはずじゃね?全部、蒸気になって、放射性物質と一緒に漏れ出ている、と云うことでしょうか?何処か他にリークしている場所があって、汚染した水がダダ漏れになっていたりしませんよねぇ?



恐らく、既に、アチコチで話題になって居ると思いますが、共産党が東電に「福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ」(cache)を4年前にしており、津波に依る影響に対して、懸念を表明していますが、今回は、正にその通りのことが起きて居り、想定外と云う云い訳は通用しないことを記録に残しておきます。


    

Thu, Mar 17