勘違い | Flog

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Frogの研究者の息抜きblog

--- since 01-06-07 ---

今日は、テニスの日でしたが、気分が今一乗らず、代わりにチキン走法に依るwork out。5.19km/3.22miコース、約48分。その後、6分程walkingで、計54分。日が暮れてからだったので、楽でした。昨日は、4.8kmで、普通に走って可成りシンドかったですが、今日はそれより長い距離でしたが、チキン走法なら楽勝でした。


チキン、と云えば、鳥ですが(、いや、ホントは遅筋ですが)、2-3日前のnaturenewscache )にコンな話が。

一般に、鳥類は、恐竜の生きた子孫だと考えられていますが、 古生物学者にとって、鳥の翼と恐竜の上肢の違いは、恐竜から鳥がどのように進化して来たかの説明を困難にして来ました。

鳥の翼は、第二、三、四指が融合して造られたと考えられています。一方、Tyrannosaurus rexVelociraptor mongoliensisなどの肉食性の恐竜も3本の長い指を持っていますが、これは第一、二、三指。化石種の解析から、恐竜の進化の過程の早い時期に第五指は失われ、その後、 第四指も失われたと考えられています。って、もし、そうなら、どうやって、鳥の翼は第二、三、四指になった?一般的な仮説は、第一、二、三指の状態から第一指が失われ、その後、第四指が再び形成されるようになったと云うもの。

この論争に決着をつけたのが、一億五千六百年~一億六千百年前のジュラ紀のくちばしを持ち、草食性の新種の化石種Limusaurus inextricabilis。 退化した第一指と第二指の付け根の中手骨が見られるが、後者は、他の化石種で第一指のものと見なされていたものに対応する。つまり、これ迄、第一指と思われていたものは、実は第二指で、後期の恐竜は第一、二、三指ではなく、実は第二、三、四指を持っていた、と云う訳で、 鳥の翼が第二、三、四指由来なことと矛盾しない。

なぁんだ、只の勘違い?

もちろん、この見解にも、色々異論があるようですが、結局、実験発生学的に確かめられない限りは、水掛論だよなぁ。

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今日の瞬間最低体脂肪率: 21%
今日の万歩計: 15,674