昨日、今日とシトシト雨模様です。明日なんかサンダー・ストームの予報も。
と書いていたら、大学のシステム・コントロールから電話が。どうやら、カエル部屋のひとつで、アラームが鳴っているようで、雨の中、面倒臭いけど、チェックへ行って来ますた。
ちょっと水温が高くなってましたが、まぁ、大事に至らず。下手をすれば、カエルが全滅し兼ねませんから、夜中でも出て行かざるを得ません。
そう云った環境の変化に備えて(←牽強付会)、どうやら酵母は、プリオンを上手く使っているようですね。
いきなり何だ?
ははは、またまた、naturenews
ネタです(cache
)。
一般にプリオン
(異常に折り畳まれた[感染性のある]タンパク)は、狂牛病の原因(であると云う仮説)で最も良く知られるている様に悪者扱いですが、少なくとも、酵母に於いては、プリオンは、環境が悪化した時に細胞(つまり、個体)が生き延びるのに重要な働きをしているかも、と云うお話が出ていました。
酵母では、これ迄、5種類のプリオンタンパクが知られていましたが、ゲノムをサーチすると実は24ものプリオンに成り得るタンパクが存在する事が判明。
その中のひとつ、Mot3と云うタンパクは、通常は細胞壁を作るのに関わっている遺伝子群の発現を抑えるのに対し、プリオンに変換した場合は、逆に遺伝子群の発現を活性化し、分厚い細胞壁を作ることが判明。例えば、環境が低酸素状態になった場合に、この厚い細胞壁を持つ酵母は生存に有利な訳。凡そ10,000個体に1個体の割合で、Mot3が自然発生的にプリオンに変わっている個体が現れ、これは世代から世代へ、遺伝情報の介在無しに受け継がれて行くので、プリオンを持つ個体から生じた娘細胞は共にプリオンを持つことになる。従って、どんな酵母の集団を持って来ても、或る割合で一部の酵母はプリオン型のMot3を持ち、即ち、厚い細胞壁を持っていることになり、環境が急激に変わっても、一部が生き残る可能性が高まると云うbet
hedging(両賭け戦略)の一環らしい。
と云うことは、頭がスポンジになったら、実は、生存に有利なことが何かあるのかも。
今日の世の中:
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令へ=「かんぽの宿」譲渡問題-鳩山総務相。
今日の瞬間最低体脂肪率: 24%
今日の万歩計: 7,760