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Frogの研究者の息抜きblog

--- since 01-06-07 ---

愚図ついた天候なので、work outする気も起きず、家でぼーぉっと本を読んでいたら、何時の間にか、夕方になっていて、慌ててlabへ行って軽く仕事。

構内で、また、University Policeに車が捕まっていました。閑散とした構内なので、ついついスピードを出し過ぎたんでしょう。暇なのか、次々と通りかけのパトカーが集まって来て、違反者の車の後ろに3台もパトカーが(笑)。


久々のnaturenews ネタです。

The Journal of Cell Biology(JCB)と云う細胞生物学分野の一流学術雑誌がありますが、そこで、新しい試み が始まった模様。The JCB DataViewer と名付けられた顕微鏡写真、映画のdatabaseで、研究者間の相互利用を可能にしようと云うもの。

ノーベル賞で有名になったGFPの応用以来、細胞の活動をイメージ化して理解することが可能になり、反面、顕微鏡の性能等その技術も目紛しく進歩して居り、得られるdataは視覚的に美しいだけでなく複雑になり、dataの容量が大きくなり過ぎて、各研究者が全てを保管することすら、難しい状況になりつつある。

JCBの主旨は、論文に投稿されたdataの画像の生dataを保管しておいて、それを第三者が必要に応じて、browserを経由して、自在に利用出来るようにしようと云うことらしい。場合に依っては、同じ実験をやり直すこと無く、別な解析方法で、オリジナルには発見されていなかった結果が導かれ得ることになり、時間の節約にもなる。

将来的には、DNAやタンパク質の一次構造のdatabaseの様な、世界的なレベルでの画像のdatabaseに発展させ、論文に付随する画像dataは必ずそこに登録されるようにする、と云うことを目指している模様。

生データを保管するので、得られた実験結果が単なる解析ミスなのかどうか、また、生データーの質そのものも、第三者の検定に晒されることになるので、捏造も起こり難いんじゃないかね、と例によって、素人の意見ですが。

現時点では、databaseの維持費は、JCBを出版している出版社が払っている訳だが、その費用が永久に保証されていないと云う点が気掛りではあるので、今後、このdatabaseが有用なものになれば、何れは公の機関に移管されるかもね。

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