『
シリーズ世界遺産100
』(
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)と云うNHKの番組を、TV Japanで、時々、観ます
。観ますと云っても、たまたま、やっているのを観ると云う受動的な観方ですけど。
どうやら、これは、『世界遺産の旅
』(cache
)シリーズのひとつなんですね。他にも、『探検ロマン世界遺産』とか『とっておき世界遺産100』とか。
『とっておき…』は、どうやら『シリーズ世界遺産100』をテ-マ別、時代別、地域別などでまとめて3件ほど紹介するものらしく、要は、再放送ですか。若しかして、観ているのはこちらかもしれませんが。
まぁ、そんなこたぁ、どっちでも良いのですが、本題は、ちょっと前に観た番組で、ガラパゴス諸島
の話(cache
)。
私は、全然、知らなかったんですが、番組を観た後にgoogleったら、結構、有名な話のようで。
ぇっ?何の話かって?
進化と云うには、抵抗がありますが、何と云うか、生物の持つ多様性のダイナミックさと云うか、まぁ、以下の様な話。
ガラパゴス諸島には、元々、2種類のイグアナが棲息していた。
陸イグアナ(正式名称、ガラパゴスリクイグアナ
)は、木には登れないので、主に低地に生えているサボテンや落下して来た花や果実を食べて暮らしている。
一方、海イグアナ(ウミイグアナ
)は、海岸の岩場に暮らし、岩に生えた海藻を食べて暮らす。海流に流されずに海中で岩場にしがみつける様に、爪が発達している。
ところが、近年、エルニーニョ
の影響で、海水温が上がり、 海イグアナの食草であった海藻が死滅し、1987年の観測時には、海イグアナは少ない食糧に適応して小型化し、数も激減。
反対に、陸上植物は豊富になり、陸イグアナにとっては天国。
そう云う状態が続いているうちに、海イグアナの一部が陸上へ進出し始め、そのうちに見慣れないタイプのイグアナが出現。鋭い爪を持ち、陸イグアナが登れない木にも登って花や実を食べられる。そぅ、陸イグアナと海イグアナの雑種が自然界で発生していたと云う次第。
これらの雑種が、その子孫を残せるか、或いは、陸イグアナ、または、海イグアナと交配可能かどうかは、確認されていないようであるが、若し、雑種が生殖能力を持っているとすれば、異常気象が原因で、まさしく目の前で新種が誕生したと云うことになる(まぁ、恐らく、生殖能力はないと思いますけどね)。
人工的に異種動物間の生殖による雑種動物(例えば、ライガー
)を造り出すことは有り得る訳だが、自然界で、こういうことが起きていると云うのは、いやはや、たまげた話だ。
地球温暖化が進んで行くと、他にもこう云う例が出て来るかもねぇ。
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