話は、一見ガラっと変わるが、頭の中では、痒い > 虫さされ > 謎 > ナゾー >
四つ目 > ひとつ目小僧 > 妖怪 > 昔話、と密かに続いているのであった。
そう、昔話。突っ込み所満載である。
三つ子の魂、百までというが、まぁ、実際にそのお話を読んだのは、三歳より上であったのは間違いないし、百歳まで生きることもないだろうから何時まで記憶が続くかは不明ではあるが、確かに物心ついた時の(印象深い)記憶と云うのはなかなか消えない。私が、ズーっと気になっていたもののひとつは『わらしべ長者』。今回、記憶の中の話を確認する意味で、webをsearchしてみたら、在るもんですねぇ。実は、知らなかったんだが、世の中にはふたつのversionsがあるらしい。
このサイト
で曰く、
『この話は、大きく次の2つに分けられるということです。
1つは、男の子が親からわらしべを1本もらい、道を行き、そのわらと食べ物を包む木の葉と取り換え、木の葉と味噌とを、味噌と名刀を取り換え、その名刀によって、男の子は豊かになるというものです。
もう1つは、貧しい男が観音様に祈願し、最初につかんだものを大切にせよとの観音様のお告げを受けて、わらしべを拾い、わらでしばったアブとみかんを換 え、みかんと、ノドの乾いた旅人の持つ反物と換え、反物と馬とを、馬と屋敷とを、それぞれ取り換えて金持ちになるというものです。』
私が知っていたのは、後のversionである。あながち記憶は間違っていなかった。
さて、私が、かねがね疑問に思っていたのは、‥‥
その前に、皆さん、上のサイトで、お話を読んで予習をしておいて下さい。ぇ?サイトに行くのが、面倒?じゃぁ、下にペーストしておきます。
「わらしべ長者」
むかし、貧乏な男がいました。金持ちになり楽なくらしがしたいと、観音様にお願いしていました。
ある日、観音様は「この寺を出て、一番初めにさわったものを、大事にもって旅にでなさい。そうすれば、楽になる」といいました。
男は、このことばを聞き、喜んで寺を出ようとしたところ、石につまずいて転びました。1本のわらしべが手にふれました。一番初めにさわったものがわらしべか、と思いましたが、観音様にいわれたことは守らなければなりません。
男はわらしべを持って旅にでました。
しばらく行くと、顔のまわりをアブが飛びまわり、うるさくてしかたがありません。つかまえて、わらの先にしばり、歩きました。
立派な行列がやってきました。かごの中から子どもの泣き声が聞こえてきました。なかなか泣きやみません。その子どもが男を見ました。わらの先にアブをつけているのが見えました。
子どもは「あれが欲しい」といいました。母親はかごをとめて、男に「そのアブをください」といいました。
男は「これは観音様からいただいたものだから、あげるわけにはいかない」といいました。
すると、母親は「みかんと換えましょう」といいました。男はしかたなしに交換しました。
子どもは、アブをもらうと泣きやみました。
夏の暑い日でした。男は、ノドがかわいてきたのでみかんを食べようとしました。ふと見ると、木の下に、青い顔をして、すわりこんでいる人がいました。
その人が「ノドがひりひりして歩けない、みかんをくれないか」といいました。
男は「これは観音様からいただいたものだから、あげるわけにはいかない」といいました。
その人は、包みを広げて「わたしは呉服屋、この布とみかんを取り換えてください」といったので、男はしかたなしに交換しました。
男は、気がつきました。観音様のいったとおり、わらがみかんに、みかんが立派な布になりました。ありがたく思い、旅をつづけました。
道に馬がたおれていました。馬は死にそうでした。そばに、さむらいが立っていたので、どうしたのか聞きました。
さむらいは「急ぐ旅をしている。あまりに急がせたので馬がたおれた。かわいそうだが捨てていかなければならない」といいました。
そこで、男は「その馬を、この布でゆずってください」といいました。
さむらいは「それは助かった」といい、布を受けとると走っていってしまいました。
男は、川から水をくんできて、馬に飲ませました。馬は、すぐに元気になりました。1本のわらしべがこんな立派な馬になったと、ありがたく思いながら、馬に乗って旅をつづけました。
夜になりました。どこかに泊まらなくてはなりません。見ると、大きな屋敷がありました。男は、屋敷の門を入り、声をかけました。すると、中から主人がでてきました。男は「旅をしていて、夜になって困っている。今夜一晩泊めてください」といいました。
主人は、あした旅にでようと思っていました。とても喜び「よかったら、留守番をしてくれないか」といいました。
男は、ひきうけました。馬をつないで、座敷にあがりました。今までに見たことのないような立派な屋敷でした。
主人は、旅のしたくをして「もし、わたしが帰ってこなかったら、この屋敷はあなたのものだ」といい、そして「引いてきた馬をかしてくれないか」とたのみました。
男は「いいですよ」といいました。
次の日、主人は馬に乗って旅にでていきました。
そして、何年待っても、帰ってきませんでした。屋敷もたんぼも、みんな男のものになり、楽にくらしたということです。
明 日 に つ づ く。
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