さぁて、
超トンでもない仮説の続き。
先ず、前回のおさらい:
『人魚の性決定メカニズムは、ZW型である』。
さて、人魚、英語でmermaidである。ところで、皆さん、人魚の
雄を御存知だろうか
?私も、コレを書くにあたって調べるまで知らなかったんだが、英語で、mermanと云う。何か厭な響きである。日本語では何と云うのか知らないので、mermanのままで行こう。ところで、このmerman、何と驚くことに、人魚にはない足がある
。
さて、雄が居る以上、人魚は通常は有性生殖によって繁殖するのであろう。ココでおさらい。これ迄の仮説が正しいとすると、mermaidの性染色体はZWで、mermanはZZと云うことになる。
ココで少し脱線。有性生殖は、多くの動物に取って普通に見られる訳だが、世の中には、不思議な生き物が居て、例えば、その名もミステリー・クレイフィッシュ
と呼ばれるザリガニは単為生殖に依って雌だけで増殖可能。このように、単為生殖だけで増える、或いは、生存条件が悪くなると単為生殖が可能な動物は結構居る模様。他にもコン
な例や、アン
な例が『5号館のつぶやき
』さんで紹介されている。
さて、自然界で単為生殖が観察されるのは鳥類までで、哺乳類では単為生殖は無理だと長年考えられていたのだが、何と2004年にマウスで人工的な単為生殖(雌性発生)による”かぐや”
が誕生している。また、今や、ヒトですら実験的
には、卵からの単為発生の開始に成功しているのだ。
これらの事実から、人魚は(状況によって)単為生殖が可能である、と云うまたしても強引ng my wayな仮説を提唱したい。
さて、超トンでもない仮説に向けて、いよいよ佳境に入って来た。
と云う訳で、明 日 以 降 に つ づ く。
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