【日本一】シルク新規入会のボーダーを探る【入会困難】 | バッタの一口馬主データ分析室

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  日本で一番入会が困難なクラブ

 シルクホースクラブでは、現在、新規入会制限を行っています。

 具体的には、毎年6月初旬に新規入会申込の受付を行うのですが、入会申込を行うには、SFunCという月額550円のサービスに加入する必要があります。

 新規入会は抽選とされていますが、実質的にはSFunCの加入期間で決まります(一応抽選とされているのは、著名人枠・個人馬主枠を確保するためだと思われます)。

 

 入会したわけでもない&来年度入会できるかもわからない大したサービスもないSFunCに月額550円を払わなければならないということに心理的抵抗を感じない人はいないでしょう。

 仮に入会できたとしても、全落ちなら月会費が3300円に上がっただけという意味不明な状態になります。

 このシステムだと、「ちょっと今年シルク入ってみようかな」ぐらいのライトな気持ちでシルクに入ろうとする人は容赦なくふるい落とされ、本気でシルクに入りたい人しか入会できません。

 その点、まだキャロットは、ほしくもない馬に出資しないといけないというハードルこそあれ、シルクのように1年近く待機しなければならないというハードルはないので、シルクよりは入会ハードルは低いといえます。

 

 つまり、今、シルクホースクラブは日本で一番入会が困難な一口馬主クラブというわけです。

 

  新規入会枠

 シルク新規入会枠は

 23年度 500人

 24年度 600人

とされています。

 25年度の新規枠はまだ発表されていませんが、24年度の募集馬が4頭余りましたし、価格高騰で退会者もそれなりの数いそうですので、25年度の新規枠をさらに絞るとは考えにくく、入会枠は600人を超えてくるのではないかと予想しています。

 

 

  退会率

 最初にお話ししたとおり、SFunCはかなりアコギな制度で、特に特別入会からはじかれた時点で相当な数の退会者が出ていることが予想されます。

 退会率は、ぎりぎり入会できた方の会員番号が分かれば推測できますので、私のXで情報を集めてみたところ多くの有益な情報が集まりましたので、それを表にしてみました。

 ご協力いただいた方々には本当に感謝です。

 これを見ると

 23年度は 23.4.22~23.5.17 500番台後半~600番台中盤 1か月半待ち

 24年度は 23.10末~23.11 2200番台~2300番台 7か月半待ち

の間にボーダーがあることが分かります。

 つまり

 23年度は退会率 15%程度

 24年度は退会率 65%程度

ということが分かります。

 退会率65%って…すごいな…まあ、退会せずに良い馬がいればということで待機している人もいるんでしょうが、、、※この点について追記あり

 

 このデータをベースに25年度に入会できる会員番号のボーダーを探ってみました。

 

 昨年どおりなら、4000番台まで入会可能となるわけですが、退会率によって大きく変動するので、何とも言えませんね。

 

 さすがにどうあっても3000番台前半の人は入会できそうですが、、、

 24年8月入会の方が4600番台らしいので、新規枠の数によっては1年待ちでも入会できない時代が到来しつつありますね。

 

 正直、既存会員的にはすごくありがたいですが、さすがにこれはやりすぎ感は否めません笑

 

 

追記:24年度の入会申し込みが1800程度という情報をいただきました。24年5月時点の会員番号が推計3800番なので、入会できた500人差し引いて3300人。入会申し込みを行ったのは55パーセント程度だったことになります。

残りの45%は

・今年はどうせ無理と思ってあきらめていた

・もともと入会を目的としていない

・退会済み

という内訳になります。どのような内訳なのか推計するのは難しいですが、SFunCは意外と入会目的の人以外も入会しているのかもしれません。


さらに追記

25年度の入会募集人数が1000人と発表されました。

1000人であれば、退会率が据え置かれると5200番ぐらいまで入会できる計算になりますが、24年度は23年度入会を目指して入会した人が、23年度に入会できなかったため大量に離脱した可能性があり、通常よりも高めの退会率が出た可能性があります。

その点を差し引くと、今回入会できるのは甘く見て5000番くらいまで、厳しくみると4300番台ぐらいまでかなと予測しています。