新種牡馬どうよ?
シルクの動画・測尺が公開され、今まさにシルクの募集馬検討が進んでいることかと思います。
その中でも迷うことの一つが、今年から2歳が走り始めた種牡馬の取り扱いかと思います。
ちまたでは、アドマイヤマーズがいいんじゃないかとか、サートゥルナーリアもがんばっているとか言われますけど、実際どうなんだと。
ということで、第7週終了時点での過去の名種牡馬あるいは失敗種牡馬の初速と2024年デビューの新種牡馬の成績を比較して、過去の種牡馬と比べてどれぐらいの成績なのか、そして、この時点での成績をどのぐらい信頼できるのかといった点を探っていきたいと思います。
新種牡馬格付けチェック
一時代を作ったディープキンカメ産の2歳がいなくなった2021年度以降を黄色、今年デビューの新種牡馬を橙で塗りつぶしています。
黄色、橙の部分は、ディープ、キンカメと競合しなくて良くなった分、成績を割り引く必要があります。
このままでは見にくいので、種牡馬の何となくのグループごとに表を分けてみましょう。
アドマイヤマーズは、ディープサンデーと比較すると劣りますが、現在の上位種牡馬と比べても優れた成績を残していることが分かります。
この成績がどれぐらい信頼できるかですが、初速すごかった組、期待されたけどイマイチ組、中途半端組を見ると、やはり上位種牡馬組とは、この時点においても差があることが分かります。
ですので、アドマイヤマーズは間違いなく、優秀な種牡馬と見てよさそうです(シルクには1頭しか来ていませんが)。
こう見ると、キンカメディープとやり合いつつも、この成績を残したロードカナロアはすごいですね。ノーザンが集中投資したくなるのも分かります。
今年の新種牡馬は優秀で、サートゥルナーリアも十分優秀な成績、ナダルもそれに次いで優秀な成績を収めています。
ですので、アドマイヤマーズはもちろん、サートゥルナーリア、ナダルも少なくとも中途半端組、失敗種牡馬組には入らなそうで、安心して出資できそうです。
一方、ルヴァンスレーヴ、フィエールマンは心配な水準ですね。まだまだこれからとはいえ、出走しているのに結果が出ないというのは良くない傾向です。(まあ、レイデオロほどではないんですが)
以上、新種牡馬格付けチェックでした。
今年の超期待新種牡馬コントレイルはどのような成績になるでしょうか。
新種牡馬を素早く見極めるというのは一口馬主で損しないためには重要ですので、今年も外さずにいきたいところです。