キャロット2021年度募集馬分析第3弾(44~67) | バッタの一口馬主データ分析室

バッタの一口馬主データ分析室

私を楽しむ。それが競馬。

はじめに

 キャロットクラブの2021年度募集馬全頭診断まとめです。
 期待値評価はS以上、A+、A、B+、B、C+、C、D+、D、Eの10段階です。(E+以下をEに統一しました)

 評価は、事前に基準を決め、機械的に出しています。

 そのため、私自身の主観的な評価と齟齬が生じる場合もあります。

 シルクと比べるとかなりの簡易版です。

 

 あくまで私個人の評価です。

 『私を楽しむ。(それが競馬)』という昔のJRAのキャッチコピーのとおり、皆さんそれぞれの一番があるはずなので、皆さんの一番を大切にしていただければと思います。

 

 

 

評価一覧(44~67)

キャロ44 アヴェンチュラの20 牡 期待値E
キャロ45 アディクティドの20 牝 期待値D+
キャロ46 フロアクラフトの20 牝 期待値B
キャロ47 ワイの20 牝 期待値C
キャロ48 ホットスウェルの20 牡 期待値E
キャロ49 ハヴユーゴーンアウェイの20 牝 期待値B+
キャロ50 インナーレルムの20 牝 期待値B+
キャロ51 クルミナルの20 牡 期待値C
キャロ52 エールデュレーヴの20 牡 期待値SSS
キャロ53 レイリオンの20 牝 期待値C+
キャロ54 トータルヒートの20 牝 期待値A
キャロ55 リーチングの20 牝 期待値D+
キャロ56 コルコバードの20 牡 期待値B+
キャロ57 ディオジェーヌの20 牡 期待値C+
キャロ58 スペクトロライトの20 牝 期待値B
キャロ59 グランデアモーレの20 牝 期待値A+
キャロ60 リリカルホワイトの20 牡 期待値A+
キャロ61 ラフォルジュルネの20 牡 期待値A
キャロ62 ディアデラノビアの20 牝 期待値E
キャロ63 ライジングクロスの20 牝 期待値D+
キャロ64 ラカリフォルニーの20 牡 期待値B
キャロ65 サンブルエミューズの20 牝 期待値B+
キャロ66 プラチナブロンドの20 牡 期待値A+
キャロ67 ピースエンブレムの20 牝 期待値B+

 

 

個別評価

キャロ44 アヴェンチュラの20
 牡 父ロードカナロア
 予想馬体重528kg 管囲21.3cm(+0.11)
 8000万円(一口20万円) 期待値E
 ロードカナロアについては既に述べたとおり、かなり強調材料がないと買えない。
 アヴェンチュラ産駒は体質が厳しく、ここまで1勝が最高。この値段では買えません。


キャロ45 アディクティドの20
 牝 父ロードカナロア
 予想馬体重480kg 管囲19.5cm(-0.57)
 4400万円(一口11万円) 期待値D+
 第2仔がクルーガー。重賞馬の後追いは期待値低め。


キャロ46 フロアクラフトの20
 牝 父ロードカナロア
 予想馬体重466kg 管囲19.2cm(-0.55)
 4400万円(一口11万円) 期待値B
 母は2勝クラスを勝ち能力十分。ただ、兄弟の成績不満。


キャロ47 ワイの20
 牝 父ロードカナロア
 予想馬体重480kg 管囲19.6cm(-0.47)
 4000万円(一口10万円) 期待値C
 母は繁殖成績は褒められたものではなく、手を出しづらい。


キャロ48 ホットスウェルの20
 牡 父ハーツクライ
 予想馬体重474kg 管囲18.5cm(-1.43)
 2800万円(一口7万円) 期待値E
 ハーツ牡馬で2800万円と驚異の安さだが、母0勝、繁殖成績は散々で管囲18.5では。。。


キャロ49 ハヴユーゴーンアウェイの20
 牝 父ハーツクライ
 予想馬体重482kg 管囲20cm(-0.12)
 4000万円(一口10万円) 期待値B+
 母父米国のスピード血統という、ハーツの好配合パターン。
 初仔は未勝利だが、馬格が小さかった。本馬は馬格十分で、価格も許容範囲内。


キャロ50 インナーレルムの20
 牝 父ハーツクライ
 予想馬体重496kg 管囲19.7cm(-0.75)
 4000万円(一口10万円) 期待値B+
 輸入前の兄弟に海外重賞馬。兄はディープ産駒で1億2000万円募集だったことを考えると、4000万円はお得感がある。


キャロ51 クルミナルの20
 牡 父エピファネイア
 予想馬体重494kg 管囲20.4cm(0)
 8000万円(一口20万円) 期待値C
 母はクラシック好走馬。
 仔も2歳重賞で好走。
 走り頃の産駒で、能力に疑いはないが、8000万円はさすがに高すぎる。
 エピファネイアはもう厳しいか…


キャロ52 エールデュレーヴの20
 牡 父エピファネイア
 予想馬体重496kg 管囲21.5cm(+1.05)
 5000万円(一口12.5万円) 期待値SSS
 年に1頭でるかどうかのSクラス評価の2つ上。
 友道厩舎、遅生まれ、馬格、母2勝クラス突破という値段が高くなりすぎないほどよい競争成績、第2仔という期待値が高くなる要素をこれでもかと詰め込んだ本馬。
 牝系はレーヴの傍流で血統も優良。
 キャロットでは基本的に牝馬縛りでやっているのですが、流石にこのクラスになると話は別。今年の最優ですが、中間発表見るに1×抽選っぽいですね。なんとか当たってほしい。


キャロ53 レイリオンの20
 牝 父エピファネイア
 予想馬体重474kg 管囲19.3cm(-0.63)
 3400万円(一口8.5万円) 期待値C+
 2勝馬の初仔。叔母にリスグラシュー。価格は手ごろで馬格も悪くない。
 エピファネイア


キャロ54 トータルヒートの20
 牝 父ドゥラメンテ
 予想馬体重482kg 管囲21cm(+0.88)
 3000万円(一口7.5万円) 期待値A
 ドゥラメンテ産駒は現状微妙な成績。条件が整わないと買いにくい。特に牝馬は。
 本馬は馬格よし、厩舎よし、母の競争能力よしで、条件が揃っています。初仔は馬格が小さくて未勝利で終わっていますが、第2仔は、本日新馬勝ち。
 ドゥラメンテ牝馬でもここまで条件が揃っていれば買えます。


キャロ55 リーチングの20
 牝 父ドゥラメンテ
 予想馬体重456kg 管囲19.1cm(-0.41)
 2400万円(一口6万円) 期待値D+
 輸入前の産駒も特に走っておらず、2400万円とはいえ、ドゥラメンテ牝馬では手が出ない。


キャロ56 コルコバードの20
 牡 父モーリス
 予想馬体重492kg 管囲20.4cm(+0.05)
 4000万円(一口10万円) 期待値B+
 母は5勝で能力は十分。初仔は減点だが、馬格に問題はなく、価格も許容範囲内で十分買える。母父ステイゴールドはイマイチ結果は出ていないが、それは単純にステイゴールド産の母に能力の高い馬が少なかったからであって、母が十分な競争能力を持っているのであれば気にする必要はないように思う。


キャロ57 ディオジェーヌの20
 牡 父モーリス
 予想馬体重496kg 管囲20.8cm(+0.35)
 3200万円(一口8万円) 期待値C+
 この馬がこんな人気になるのは意外。モーリス×ディープ×グランドロッジのニックスということなんでしょうが、どうなんですかね。ニックスというのは存在すると思いますが、遡りすぎると意味がないと思っていて、モーリス×グランドロッジのような3代以上前の血の組み合わせにそこまで意味はないと思うのですが。


キャロ58 スペクトロライトの20
 牝 父モーリス
 予想馬体重468kg 管囲19.7cm(-0.09)
 2400万円(一口6万円) 期待値B
 母は2勝、初仔がマジェスティックウォーリアで4勝、第2仔がアジアエクスプレスで未勝利脱出と十分すぎる繁殖成績。2400万円は明かに安く、なぜか人気もない。一般で是非拾いたい。


キャロ59 グランデアモーレの20
 牝 父モーリス
 予想馬体重482kg 管囲20cm(-0.12)
 3400万円(一口8.5万円) 期待値A+
 母は4勝馬。初仔はロードカナロア産駒ですでに4勝、第2仔はドゥラメンテで未勝利脱出。58と同じく十分すぎる繁殖成績。馬格もよく、この仔も是非拾いたい。今年はモーリス祭りになりそう。


キャロ60 リリカルホワイトの20
 牡 父ドレフォン
 予想馬体重500kg 管囲20.3cm(-0.24)
 3400万円(一口8.5万円) 期待値A+
 ドレフォンは、母や母産駒が強い芝傾向を示す馬なら牝馬も買えますが、それ以外なら基本は牡馬を中心に買った方がいいと思っています(ダート牝馬は厳しいので)。
 本馬を見るに、母はダート中距離馬で、1勝C突破でボチボチの能力、馬格も十分で価格も手ごろと買い要素かなり多い優良馬だと思います。
 

キャロ61 ラフォルジュルネの20
 牡 父ドレフォン
 予想馬体重480kg 管囲20.7cm(+0.63)
 3000万円(一口7.5万円) 期待値A
 母は2勝Cを突破した芝中距離馬で能力は十分だが、仔は今のところ全く結果が出ず。3000万円は少し高い印象。期待値はC+ぐらいかな。


キャロ62 ディアデラノビアの20
 牝 父ドレフォン
 予想馬体重426kg 管囲19cm(+0.18)
 2000万円(一口5万円) 期待値E
 名牝ディアでラノビア、若いころの繁殖成績は驚異の一言で、年齢が上がってきても十分な繁殖成績を残している。しかし、本馬は馬格が厳しすぎる。


キャロ63 ライジングクロスの20
 牝 父リアルスティール
 予想馬体重450kg 管囲19.3cm(-0.08)
 2800万円(一口7万円) 期待値D+
 母高齢で、馬格が今一歩。リアルスティールに期待するなら買えるが。


キャロ64 ラカリフォルニーの20
 牡 父キタサンブラック
 予想馬体重480kg 管囲21.5cm(+1.43)
 2800万円(一口7万円) 期待値B
 キタサンブラック産駒は最近ポンポンと勝ち上がり、まだまだこれからの印象。
 母は芝短距離の1勝馬。初仔は小さい体で新馬2着。第2仔はそれ以上が期待でき、2800万円ならお買い得な感がある。


キャロ65 サンブルエミューズの20
 牝 父キタサンブラック
 予想馬体重476kg 管囲19.8cm(-0.18)
 3000万円(一口7.5万円) 期待値B+
 母は2歳OP勝馬で、第1仔が4勝を挙げ、本馬も期待十分。
 これが3000万円は安いですね。


キャロ66 プラチナブロンドの20
 牡 父サトノダイヤモンド
 予想馬体重470kg 管囲20.2cm(+0.36)
 3200万円(一口8万円) 期待値A+
 サトノダイヤモンドは市場の評価は上々。ザ長距離馬という美しいフォルムの馬だけに産駒にどのようにその特徴が伝わるのか楽しみです。
 本馬は評価は高く出ていますが、初仔は未出走引退、第2仔は音沙汰なしと仔の健康に大いに疑問があります。個人的にはBぐらいの期待値かと思っています。


キャロ67 ピースエンブレムの20
 牝 父サトノダイヤモンド
 予想馬体重478kg 管囲19.7cm(-0.33)
 2400万円(一口6万円) 期待値B+
 初仔は未勝利だが、第2仔が勝ちあがり。隔年でしか産駒を出せていないところは少し不安だが、母は4勝と能力十分で、2400万円なら期待十分。