一時は、父を施設に預けるのをためらい、出産の時は行けないかもしれないと言っていた母ですが…。

近くの町に住んでいるコモたちが「どんなに歳をとっても初めての出産は不安だし、お父さんにとっても初孫なんだから東京へ行ってきなさい」と母の背中を押してくれたらしい。背中を押したついでに私へのお祝いと母への餞別も渡してくれた有り難いコモたち。

現金を手にしたからかいきなり「何か必要なものはないの?」と聞いてきたので、おくるみと靴下とスタイと外出用のカバーオールをお願いしました。うちの近くには手頃な値段のその手のお店がないので…。二子玉川の高島屋か自由が丘のセレクトショップ…。ジャスコとかヨーカ堂でいいんですけど。ネットもまとめて買わないと送料かかるし…。

助かった~!
弟の奥さんと一緒に赤ちゃん衣料売場から電話をくれて…なんだかテンション高い…。
「ピンクだらけになっても何だから黄色も買っといたわ」とか「帰りに市場でドンちゃんとお祝いの酒盛り用におつまみも買うからね~」

弟夫婦にとっても二週間も家で二人きりなんて初めてだから羽を伸ばしてもらいたいから後で東京スウィーツでも送りましょう…。

でもコモたちがこうやってポンと母を送りだしてくれるのも普段母が家のことをちゃんとやって長い間、自分の両親をよく面倒みてきたから…さらにはコモたち自身が仕事をもっていたり、高度成長期に支えられ旦那たちが安定しているからなのだと思います。ちなみに一番上のコモは70歳を過ぎても綺麗で背も高くドンちゃんも初めて会ったとき「今でもあれだけ綺麗なら若い時はミス○○だったろうね~」と言うほど。
冗談ではなく近隣の町のお金持ちがこぞって嫁に来て欲しいと高校生の頃から目立っていたそうな。
他の兄弟姉妹は普通なんだけど(笑)

今は残念ながら終身雇用で安心なんて望めない時代だから女性であれ何かしら仕事はしていたほうがいいし、私も頑張らないと!

コモたちの家にはたくさん孫がいるので明日でも高島屋にオープンしたあのお店からささやかなお礼を送りたいと思います。