さんざんな一日だけれど、自分のこれからにカツを入れられたようで身がひきしまるおもいです。
ここまで仕事のできない人にこれ以上、仕事を任せられないのは当然なので次の更新はしないとはっきり言いました。
2年前、彼女はアルバイトとして私の仕事を手伝ってくれていたのですが、妊娠を機に通勤できないとのことで辞めました。
ところが、彼女のダンナ様が運送業にもかかわらず大酒飲みで会社で毎朝アルコールチェック(は~って息を吹きかけて何%以上アルコール反応があるとその日は帰ってと言われるシステムを導入)にひっかかり、職はあれども収入ナシみたいな状態になってしまったのです。
そんなときに私もわりと良い条件で雇われ店長を請け負うことになり、ネットショップどうしようかなあ~タイトな出荷があると二足のわらじはなあ~って思っていたので、彼女にお任せすることにしました。
1年契約でと思っていたのですが、「前年同期比をみてほしい」と言われ2年で契約、そしてこのザマです。
でもって彼女は当然、子供も産んで私にしてみれば先輩ママでもあるのですが…。
私のところを切られたら「来年度の保育園に通えなくなる」というのです。
ここで私はまたカチーン!!!!!!
保育園は、お母さんがラクをしたいためにあるのではなく、働いて税金を払っていこうという社会に役立っているキャリアを中断させないために預かるところではないの?
だいたい、私のとこのネットショップの仕事なんて家でもできるし、今までだって子供預けていたことが信じられません。 そんな心構えで本当に第一線で働く人や、両親懸命に働いている人の枠をひとつつぶしていたことをなんとも思わないんだ…と愕然。
預けないと、預けないとって連呼してるけどダンナは週末に引越屋さんでアルバイトしているだけらしいし。
「まだ若いんだから派遣でもスーパーでも仕事はあるでしょう?ダンナ様と昼、夜交代で仕事を考えるのも悪くないでしょう? ダンナは昼働いて、自分は夕方からレジを打つとか?うちはそういうつもりで子供を産むよ。
深夜、牛乳配達をしようかって話したこともある。そういう請け負いなら夫婦交互に仕事できるしね。」と言った。
そしたら…
「先生は、本当はそんなことしなくても知り合いにちょっと頼めば大きな仕事も舞い込んでくる。
でも、うちはどれだかがんばっても末端の仕事しかないんです。」
チーン!!!
知り合いって言っても友達からなあなあで仕事をもらっているわけではないし、時には大きな先行投資(お祝いのお花とかチケットを買うとか)しなきゃいけないのよ!!!それも会社員時代から休みを返上して週末学校に行って、会社辞めてからも月に売り上げ50万円行くまでは朝の7時から昼まで苦情のコールセンターでバイトしてたのよ~!! 自分の目標の売り上げを3ヶ月続けてクリアできたら辞めようって決めてたの。
私がハワイで一緒の学校に行った子は、1歳と3歳の子供を親に預けて勉強をしたのよ。
どうしてかって? ダンナ様が多分もう助からないであろう病気にかかっていて、自分一人で子供を育てていかないとっていう覚悟があったから、今でなければ乗り遅れてしまうというタイミングだと思ったって言うの。
自分の年齢、時代の流行によって決断しないといけないタイミングってあるでしょう??それがパイオニアに近いほうが有利なのは当然だし、運もあるけれど決心はもっと大事だと思う。
そういうこと考えないで運だけでやってきたみたいに言われるのはとても心外。
なあんて言ってあげる気力も愛情もなくなりました。
私は幸せだと思う。
出産直前まで仕事をいただけて、ドンちゃんもそういうのに甘えないでこの時間、こんな寒い中生まれてくる子供のために自転車で配達をしてくれている。
今日はシジミのテンジャンチゲを作ってくれた。
「こどものために亜鉛と鉄をたくさん摂って。」と言って。
シジミだって、閉店間際のほうが割引があるからと寒い時間に自転車で買ってきてくれたものだし。
あとは…
もっともっとがんばって「こんなことがあったねえ~」って笑えるようにならなきゃと思います。