仕事柄、髪を伸ばしています。
正確には私の場合、切らずにほったらかしています。
誰もがパーマだと思うような微妙な天パだし、白髪対策のため地毛色に戻しつつあります。
そのゆるゆるパーマいいですね~って褒められて、「天パなんです」と答えつつ、心の中では、「でも、ブラッシングするとややストレートになるので毎朝手ぐしよ。横着モノの私にピッタリ!」
白髪は年齢のわりには少ないかなって思うんですが、真ん中の生え際に集中しているので目立つんですよね。
だからと言ってこの長い髪を毎回全部染めをするのは厳しいし、自分でやるのではムラもでると思うので、金髪に近い茶髪を黒にスイッチしているところ。
さて、こんなダメダメ街道まっしぐらな私に天誅がくだされました。
後ろの生え際(エリ足一帯)に巨大な鳥の巣のようなからまりができてしまったの。
もういっそ、切ってウィッグで仕事しようかと思うような手に負えないレベルの鳥の巣。
しかし、今日は火曜日! 美容院がお休み。
床屋で切る勇気はない…
少しずつ、ほどくしかない…
なんと…。
1時間半かかりました(泣)
抜けたのや、切れたのをあわせるとまとめてもお茶碗1杯くらいになって、一応、櫛がとおるようになった髪の毛も逆毛をたてたみたいにチリチリになってしまって。
これはトリートメントしなくては…と思い、ドラッグストアに行くも、ピンとくるものもなかったのでビールだけ買ってお会計。
家にあった椿油を瓶半分くらいふりかけ、トリートメントもして、シャワーキャップをかぶっていたら…。
超かっこいいオタクのEさんが、電話ではなくいきなりピンポン!
↑
予め電話してと言っているのに、携帯の会社が違うから来たほうが安いと言って却下。
Eさんの遠征中、カブト虫の幼虫を預かり霧吹きをかけていたので、お土産を持ってきてくれたのです。
ちなみにカブト虫の名前は「鎌足」と「ゆうこ」らしい。 由来を聞くとオタクだけに長そうだから聞かない(冷)
しかたがないので、パーカーのフードをかぶって玄関まで…。
玄関先で「お~いつみてもかっこいい」と思ったとたんに…。
「あれ? ご主人は帰国されたでアリマスカ? 今日はネズミ男のコスプレでアリマスネ! 雨ですからね、ネズミ男でキマリでゴザイマスネ…。」
ああああ…やめてそのオタク語調…。
でも、お土産はセンスあり、「若狭ガレイ」と「カマスの開き」の半干し。
ありがとう…。
なのに、なんだか帰ろうとしない…。
なんだかモジモジしていると思ったら
「コーヒー1杯、所望でござる。」
いつもコーヒー褒めてもらうんだけど、「ピーツ」のコーヒー、もう切れそう。
誰かアメリカ行かないかな~って言ったら、Eさんが来月ロスに仕事で行くそう…。
「買ってくるから月に1回ご馳走してね…」
自分で淹れて下さい…
でも、こんな会話をしつつ、こんなイイ男の前でもシャワーキャップかぶったままお茶が飲める自分がイヤ!
でも髪はツヤツヤになりました~!