普段の生活では、あんまり問題になることってないですよね…。


でも、宗教って生き方でもあるのでできるならあまり違わないほうがいいと思う。


冠婚葬祭などの節目に嫁がまったく勝手がわからないのも困ると思うし。


自分が同じものを信じるか信じないかは別にしてもベーシックな部分は理解していないと結局相手のことも「理解できない」に通じると思う。

 だって、日曜日に教会に行くことも理解できなければ「ばっかじゃないの?」とか「かったるーい」って思うだろうし、イスラムでいきなり「断食」って言われてもなんのためにどのくらいの期間どうやってっていうのを理解しないとやっている人に対し妙にクールになっちゃうのです。

 だからまずは理解して、自分の選んだ人と1分でも長く同じ時間をすごすことは私にとっては大事だし。


 聖職者とかお坊さんに嫁ぐのであれば格別な覚悟が必要だろうけれど。


まあとりあえず、理解に向かってがんばります。


 私の知り合いにトルコ人と結婚した人がいます。

まだ彼女たちがつきあっているころに、私も一緒にトンカツを食べに行ったときのことです。


豚が食べられないのはわかっていたので

「チキンカツにすれば?」と言ったのですが、トンカツと一緒の油で揚げたものはダメなんだと…。

(厳密には同じ包丁とかまな板が一緒だともうだめらしい)


このことから、お父さんは自分の仕事を否定されたようでかなり気分を害し、いまだにその溝が埋まらないそうです。

お父さんは最近意地になって、いきなりブタのイラストが書いたオリジナルTシャツ(豚 命とか書いてある)まで制服にしちゃって「韓国人は豚、大丈夫だよね? ダンナさんきたら連れてきてね~。 いいねえ~韓国人は豚いっぱい食べるもんね~」とか言うんですよ…。

韓国人でも豚食べない人とかベーガンの人はいると思うし…。

おじちゃんに「嫌いな食べ物はないの??」って聞いたら

「あるよ! 1個だけ… フムス(ひよこ豆のペースト、エジプトとかトルコ料理でよくだされる)!!」

だめだ…お父さんもう意地をはれるところまではりましょうってとこまでいっているわ。


私も宗教関係なく「ポンテギ」「ミトド」「ホンオフェ(えいの刺身)」は食べられません。


ちなみにドンちゃんは「スンデ」と「パクチー」が食べられないとのこと。(私は両方とも好き!)


宗教も食べ物も生き方の反映でもあるからある程度は歩みよりたいものです。