高校の同級生で今は、外資系シンクタンクに勤めている友人M(男性)が北海道に出張に行ってきた。
Mくんは及川ミッチー系の汗かかないひんやり顔の男前。
一緒に行ったのは、私も何度もあったことがあるアメリカ人のLくん。
37歳のボーリング好きな明るいシカゴ青年(3つ年上の日本人嫁あり)。
2人とも185cmくらいあるし、ちょっと人目をひく感じです。
ちょっと前に私もドンちゃんと函館行ったので、ガイドブックを貸して「お金があったらここで食事をしたかった」などとアドバイスをしていました。
ちなみに、ホテルも最後までちょっと遠くても温泉でゆっくりしようか、駅前のビジネスホテルにしようかと考えていたけれど、日程が短かったのでホテル滞在時間を考えて、駅前にしました。
でもその迷った温泉ホテルも怪しいくらい安かった。 2食付で6800円。
Mはそのホテルを予約しました。
温泉ってちょっといい宿だなあと思うと1泊3万円を超えてしまうので、サイフがひとつになりつつ今ちょっと痛い出費です。
そんな私をよそにMは、前々から私が泊まりたいと思っていた小樽のホテルにも泊まった。
蔵群
というそのホテルは、滞在中オールインクルーシブなのです。
レンタカーを借りての10日間の北海道出張で、1泊くらいホテルでのんびりしてバーでお酒を飲みたいと思ったのだそう…。 そのホテルはバーでの飲食も(どれだけ飲んでも)料金に含まれています。
あんなおしゃれなホテルでくだをまくほど飲みまくる人もいないだろうし、お酒のグレードをそこそこにしておけば最初から高い料金をとっているのだからやっていけなくはないでしょう…。
でも、まあ、かなり飲んだらしいです。
普段から経営コンサルをしているとこんなところまでコストパフォーマンスが良くないと許せなくなるのでしょうか?
でも蔵群は、けして出張の会社員同士が泊まるようなホテルではないと思います。
出張のついでに彼女を呼んで泊まるのは、アリだと思うけれど…。
はあ~いつか泊まってみたい。
さて、その数日後、最後3日の函館での仕事。
せっかく温泉に泊まったのにLくんは、日本式のみんなではいる温泉がどうしても恥ずかしい…ということでいつも奥様と温泉に行くときのように…。
ネットでホテルを予約するときに一緒に
追加980円で!
貸切露天風呂を申し込んだ。
もちろん、Lくん一人で楽しんだのだけれど…。
ホテルの人たちはそうは思わない…。
「次の日、フロントの女の子が視線が明らかに、俺らをカップルだと思ってたよ…。」
「すごくかわいい子だったのに、彼女の目からは俺はゲイにしかみえないんだよ」
とブツブツ言うM。
会社のお金で蔵群に泊まったからバチがあたったのよ!!