人に年を聞かれると、正直に答えなくてもいい場合でもちゃんと答えてしまう。

 理由は、あとあとめんどくさかったり、いつ言おうみたいな感じでドキドキするのが嫌だから。

個人的な出会いにおいて年齢を誤魔化す…まあ、ありがちなことなんだけど、これからずっと付き合いたいと思う相手にずっと年をごまかすわけにもいかない。 

 でも、出会ったばかりの相手だからそこまで思う相手かわからない。

 だから適当に言うんだという。

 それは、それでその人の考え方だからいいと思うのですが、自分がそんな程度に思っている人に「誠意」だの「人間としてあーだこーだ」を求めるのは間違っていると思う。

 最初に自分が思ったとおり、そのとき楽しかったらいいのではないの?

結局、楽しく遊べて次の関係に進む気などないから嘘ついてもいいと思っている部分はあると思うのです。

 万が一、嘘をついた相手が運命の相手かもしれないと思ったら、その時点ですぐにゴメンナサイをしないといよいよ大うそつきモードに突入。

 付き合い始めのゴメンナサイは、まあアリかなとも思うし。

 ベットに入る直前に実は5歳サバ読んでましたって言ったら止める男もいないだろうし。

 年をいいたくなかったら言わないという選択肢もあるのに敢えて嘘をつくのはどうなの?

 最近、こんなことがありました。

 自分は6歳若くいつも名乗る女性。 うーん。 年より若いと思っているんだけれど、正直その年になって6つばかり若く言ってもどうなの?っていう年齢。

 そして、ネットで知り合った人と恋に落ちた。

 半年くらい付き合っていたと思うけれど、いきなり私に怒りのメールが来ました。

「勤めている会社は、言っていた会社の子会社だった。

 しかも、一緒に暮らしている女性がいるんだって!」

で、私は、聞きました。

 「自分は、本当の年言ったの?」

答えは「NO」

 それはどっちもどっちなんじゃないの?

 年齢は誤魔化しても良くって、同居女性がいるのを黙っていたのは不実だとなじるその神経がわからない。

 自分が若く見える自信があるなら、逆に本当の年齢を言って相手を驚愕させてほしいと思うし。

 そのほうが、その人が魅力的に思えると思うんだけど。

 何だか、本当の年を言ったら相手にしてもらえないのでは?という不安からそんなことをするように思えてしまう。

 別に何でもかんでも最初から言わなければいけないとは思わないけれど、「ノーコメント」はアリでも、捏造はだめだと思う43歳の秋でした。