韓国と日本人はご存知のとおりの過去があるので…
日本人というだけで彼の親が交際禁止!
結婚なんてとんでもない!
というおうちが存在します。
もちろん、日本人側にもそれは存在するけれど、どちらかというと韓国人だからというよりは、外国人だからという大きなくくりになっているような気もします。
もちろんそれにオプションがつけば反対モードが加熱するパターンもあるでしょう。
オプションとは…
嫁が年上
ダンナの職業が不安定もしくは無職もしくは学生
家が貧乏
言葉が全くできない
私とドンちゃんの場合は、ドンちゃんが以前から日本人好きであることを家族にカミングアウトしていたこと、いい年なのでこのままだと一生独身のおそれがあることでなんとなく反対はありませんでした。
そして、今のところマザコンの気配もないです。
お母さんへの電話も2週間か3週間に1回という淡白さで、私がもっと電話したほうがいいんじゃないの?って言うくらい。
話は戻りますが…
結婚を反対されている人の話を聞くと意外な共通点があるような気がします。
それは
「あんまりお願いしていない」っていうこと。
とりつくシマもないっていうのもあるけれど、もうちょっとお願いしようよ~って思うカップルが多いのです。
数回お願いして怒鳴られたりすると、今度はこちらが無視をする。
無視されたほうは面白くないからもっと険悪になる。
もちろん、それでいいと思っているならその人の人生だからいいんですけど…もうちょっとしつこくお願いすることで雪解けになることもあると思うのです。
私の知り合いの在日韓国人だったハラボジ(おじいさん)も、息子さん二人が日本人女性と結婚しました。
今はみんなソウルに住んでいるのだけど。
長男のお嫁さんは許しているけれど、次男の結婚は10年たって孫がいても許していない。
孫にもおこずかいもあげることもしない。
家の行事にも参加させない。
私は二人のお嫁さんを知っているのでハラボジに
「Mちゃんも許してやってもいいんじゃないの? いい子ですよ。」
ハラボジは…
「あいつらはダメだ。反対されたら無視すればいい。それで結婚した。
日本人だから反対したわけじゃない。
礼儀と努力が夫婦ともども欠けている。
むしろ長男のときのほうが家を継ぐわけだから反対をした。
しかし、長男の嫁は、2年間、習った韓国語の勉強を1日も欠かすことなく、海外旅行に行った先からでも今日はこれを学びましたと報告をしてきた。 韓国の小学1年生からの国語の教科書を朗読してテープで送ってきたりもした。
韓国の文化を知らずに俺に恥をかかすことを最小限にする努力をみてくれと言った。」
ハラボジは、長男のお嫁さんの誕生日に日本円で500万円をプレゼントして
「韓国人として恥ずかしくない結婚式をあげてくれ、新婚旅行に行っても親戚に恥ずかしくない土産を買って来い。餞別だ。」と言ったそうです。
そして、今はどこに行っても「自慢のミヨヌリ(嫁)」として紹介されている。
2年間は長かったと思うしたいへんだったと思うけど、今はその分幸せに暮らしているのです。
ドンちゃんとのことを日記に書いて、インターネットで見れるようになっているの~って言ったら是非
うちの自慢のミヨヌリのことを書け!と言われたので本日は、プックジーハラボジからの伝言です。