ターゲットの絞り加減 | 出版プロデューサーですもの

出版プロデューサーですもの

本にかかわることを中心にコンテンツビジネス全般で活動中。
そんな私の日常を記録します。

たいせつなお友達で、心の姉であるTさんが二日前から腰痛でふせっているので

僭越ながら私おそば近くに侍っております。

私、自慢じゃないですが面倒見てもらうのは慣れていますが、

だれかの面倒を見るなんて経験はほとんどなく

おそらくかゆいところには一向に手の届かないケアになっていると思います。

とはいえ、呼ばれて飛び出す瞬発力と

「忙しいのに悪いわね」というような気持ちの負担はかけてない

という点では自負がございます。

ああ、会社勤めではなくノマドワーカーでよかった!


というわけで只今、Tさんの豪邸のリビングで絶賛企画書作成中なのであります。

企画書を作る上で、私が軸にするのは「対象」です。

わたしは、この対象をギリギリ絞るのが好きです。

そのほうが中身が充実するからです。

対象をひろげると、具体性が乏しくなったり

言いきれないことも出てきます。

たとえば、女性に対象を絞った占い本と

男女ともに読める占い本では大分違う書き方になります。

たぶん前者の方が、面白く読める本ができるはず。

そして、対象に含まれない男性が呼んだとしても

前者のほうが面白いと思うのです。

また、対象はターゲットともいうくらいですから、ギリギリしぼったほうが

「当たる」んじゃないかといイメージも私の中にはあります。


でも調子にのって絞り込みをやりすぎると、

「もっと大きいパイでないと…」とやんわりと指摘を受けます。

そのあたりのバランス感覚が難しいところです。

いまだ修業中。

がんばります。