アメリカに来て、まず、最初に思ったことは、車をパーキングに停める際に、駐車スペースに、頭から車を入れて駐車している車が、ほとんどだということです。


これは、ショッピングモールはもちろん、自宅の車庫などにも、ほとんどの車が、頭から、入れて、駐車しています。


日本では、どうでしょう?


大部分の車が、出る時に楽に出られるよう、後停めで駐車してるんではないでしょうか。


当初は、なんで、前停め駐車が多いんだろうとしか、思っていませんが、最近、アメリカ人の特性というか、理由が、分かってきた気がします。


アメリカ人は、基本、将来がどうだとか、余り先のことなど、考えようとはしません。


従業員に、今頑張れば、半年後のボーナスを弾むよといった話をすると、大部分が、そんなボーナスよりも、まずは、100ドルでも、今のサラリーを、上げて欲しいと言ってきます。


半年後の2,000ドルよりも、今の100ドルが、大事なのです。


大げさに言えば、今さえよければ、将来なんて、何とかなると、考えるふしがあります。


なので、今回の駐車の件で言えば、出す時などよりも、まずは、停める時に、楽な方を優先するのです。


このような、アメリカ人の気質が、サブプライム問題を引き起こしたのは、間違いありません。


数年後に、いきなり金利が高くなるようなローンにも、関わらず、そこを余り深く考えずに、その時は、物件の資産価値も、上がっているだろうと、自分たちに、都合良く、楽観的に考えてしまいます。


短絡的と言うか、何と言うか、後先考えない、彼らは、余り賢いとは言えませんね。

先日行われた、バルセロナの展示会ですが、いくつかのホールに分かれて出展がされており、その中でも、ホール8が、目玉とされる会場でした。


そのホール8でも、目抜き通り、日本の銀座4丁目交差点のような場所の四隅に、Samsung、Huawei、SK Telecom、ZTEと、それぞれ、韓国、中国の2社が、華やかな出展をしておりました。


ベンチャー奮闘記 in San Diego-展示会1

ベンチャー奮闘記 in San Diego-展示会2

ベンチャー奮闘記 in San Diego-展示会3


残念ながら、そこには、日本企業の存在感などなく、寂し思いをすると同時に、何だか、今の時代を象徴しているかのようでした。

昨日から、久しぶりに、中途採用をはじめました。


積極的な広告展開が功を奏して、アメリカでの売り上げも、上昇してきました。


また、4月から、Boingo社との業務提携がスタートするので、それに備えて、先手先手で、オペレーションスタッフを、補充していきます。


まず、求人に対する、応募の勢いなのですが、全く、昨年と変わらず、勢いよく、入ってきております。


これが、何を意味するかと言うと、まだまだ、アメリカの景気、雇用情勢は、変わらず、良くないということですね。


優秀な人材をと言えば、難しいかもしれませんが、標準的な、人材であれば、選び放題というのが、実情です。


会社を経営するうえで、大事なことは、雇用を生み出すことなので、少しでも、カリフォルニア州の、失業率改善に、貢献したいです。