バルセロナで行われた、Mobile World Congress 2012での、インタビューの模様、Webにアップされましたので、ご紹介します。


http://www.bnettv.com/xcom-global-seiji-nishimura/


雑誌のインタビューと違い、一発勝負的な感じがあるので、ビデオの取材は、集中力が要ります。


インタビューアーの方が、気さくな方だったので、比較的、リラックスして、対応できました。

心技体と言われますが、何よりも、心の持ち方、強い気持ちを持つことが、一番大事なように思えます。


何気なく過ごすことが多い、日常生活ですが、そんな中でも、日頃から、自分は、将来、どのような自分になりたいのか、今の自分に足りないものは、何なのか、そこを、補強するためには、どのような努力が必要なのか、このようなことを、強く意識し、継続して、行動に落とし込める、強い意志が必要です。


体調管理なども、元々の体質もあるでしょうが、大きくは、自分のマインドに依るところが大きいので、そこを安定させることが、健康維持には、欠かせないと思います。


色々な経験、困難を経験することにより、何事にも動じない、強靭な精神力が養われます。


今のアメリカでのビジネス経験ですが、苦労が多い分、タフさが増し、精神力が鍛えられるという点で、この環境に、感謝しています。



以前から、薄々は感じてはいたのですが、アメリカにおいては、日本以上に、従業員のマネジメントが、とても大事になってきます。


日本人のように、自発的に、自ら何かを創造する、行動するということは、全く持って期待できません。


基本的には、隙あらば、サボる、大げさに言うと、こんな表現が、ぴったりきます。


日本人のように、ハードワークを通じて、自分を磨く、人間性、器を大きくしようといった考え方がないのです。


楽をして、いかに最大のゲインを得るか、いかに、会社に対して、自分を自分の価値以上に売り込むか、無意識に、そのようなスタンスになります。


もちろん、個人差はあるでしょうが、今まで、15人ほどの、アメリカ人を、マネジメントしてきた経験で、そう感じます。


そのような環境ですので、アメリカで、マネージャーとして働く日本人は、アメリカ人に、臆せず、ズバリと、指示、命令できなくては、なりません。


そこに、日本人固有の、遠慮などは、大きな足かせとなります。


最近は、この辺り、良い悪いではなく、文化として割り切り、上下関係を明確にしながら、播君とは、現場をビシバシ、マネジメントしています。


個人的には、このような彼らのマインドは、寂しい気がしますが、ビジネスと割り切り、日々、仕事に、精進しています。