例えば、前回のサンプルにしても、説明されてないプロパティや、クラスが出てくるわけですが…
↓こんな感じで
message.backgroundColor = UIColor.orange
そういうときにどうするかって話です。
基本、単語をコピペしてググればいいです。
まあ「backgroundColor」をそのまま検索よりはmessageはUILabelのオブジェクトだから「backgroundColor UILabel」というようにキーワードを増やして検索した方がいいでしょうね。UILabelでダメなら派生元のUIViewとかね。
ここら辺は、みなさん心得てるとおりです。
なので、ここではそれとは別の、Xcodeのクイックヘルプを使う方法も紹介しておきます。
Xcodeにはクイックヘルプという、クラスやプロパティ、メソッドを調べる機能が用意されているんですよ。
↓それがこれだ!
クイックヘルプに出てくる説明文は英語なんで、なかなか敷居が高いと思いますが、それでもリンクたどって関連するクラスやプロパティ、メソッドを見つけたり、それを元にググるってことはできます。
そうすると、日本語で解説してるサイトにぶち当たる可能性があるわけです。
あと、上のビデオで紹介したDocumentation and API Reference画面で検索すると、Apple提供のサンプルコードを見つけたりもできるのよ。
ここら辺はプログラミングに慣れた者には結構おいしいかも。
なんせSwiftやObjective-Cは世界共通言語ですから〜。
プログラミング初心者は、まあ、最初に言ったように入門サイト探してSwift Playgroundsなんかで学習しましょう。
このリブートキャンプ by Swiftでも、極力説明していくつもりっす。
英語読めるならガイドなんかもオススメ。
対象のクラスやメソッドの使い方ガイドです。
ガイドはありがたいけど、さすがに英語は〜という人は、ググるしかないんですが、そういう時にも検索に使えそうなキーワードが見つかったりするので、まあ諦めずに頑張れ。
サンプル読んでて、知らない単語に突き当たった時の対処法はそんなとこです。
んじゃ、そもそも、そのサンプルにたどり着くために、iPhoneにどんな機能があるかを調べるにはどーするのというと、このサイトです。
↓アップル・デベロッパー・サイト
https://developer.apple.com/jp/
当然ですな。
総本山。このサイト以上の情報源はあり得ません。ただし英語です。
最初の日本語ページに騙されちゃダメ。ちょっと読み進めるとすぐ英語ページ飛ばされるから。
ちなみに。一番上の「開発」タグをクリックすると、開発に関する情報ページが表示されます。
最初に漁るのはWWDCのビデオがいいかな。
2013〜2016年のもあるけど、基本最新の年からみるといいです。
WWDC 2017 Keynote
こいつも英語なんで、わからない人にはさっぱり(しかもプレゼンしてるの、喋りのプロじゃないので、興が乗ってくるとマシンガントークになってくるし…)だけど、キーワードは得ることができるわけで、それ使ってググりましょう。
何よりキーワードを見つけることが重要。
キーワードをアップル・デベロッパー・サイト内で検索することも可能っす。
例えばUIViewで検索してVideoでフィルタリングするとこんな感じ。
キーワードを見つけてググって、日本語の説明サイト見つけて、サンプル見つけて、知らない単語出てきたらまた調べて、そんな繰り返しっす。
ラノベ本のあとがきにも書いたけど
心配ばっかして時間を無駄にせず、とりあえず突っ走ってみてください。
意外となんとかなります。飛んでから着地点考えましょう。
で、ちょっとだけ朗報。
アップル・デベロッパー・サイトのガイドを訳した
があります。
非常にありがたいし、アップル・デベロッパー・サイトのページからもリンクが貼られているんで公式だと思うんですが、たまにリンクが消えます。今も消えてる。
とりあえず、上に貼ったURLは健在みたいなんで、そこでFAQでも紹介してる以下のガイドを読みましょう。
iOS View Controller プログラミングガイド
Apple純正のガイドを読みたいなら、ここら辺から読むのが順当だと思われ。
もっとも、ここら辺は「iPhone アプリ 開発」で見つけたサイト読みながら勉強でもいいと思います。
あとSwift言語に関しては究極の説明書が、iBooksでタダで読めます。
まあ、英語なんですがね。
あらゆる日本語のSwift解説本はこれを原本にしてます。してなきゃ嘘。
ここら辺も「Swift入門」あたりで見つけたサイト読むのでいいんじゃないかとは思うが…
興味がある人はiBooks開いてStoreを
Swift Programming
で検索だ。
長々話したけど、次回からは通常運転で行きます。
サンプル用意して、上で書いた
message.backgroundColor = UIColor.orange
の説明や、画面タップへの反応なんかを説明入れつつやって行きます。
↓こんな感じのアプリはどー作るのか?
サンプル:
http://tetera.jp/xcc/book-sample/RPG.zip
ぶっちゃけ、こういうのはUnityとかUnrealEngine、Cocosなんかを使えばいいんですけどね。直接作ったほうがいいのはTwitterとか小遣い帳、ノートとか言ったユーティリティ系ですな。
ただ、そういうのは地味なので、とっかかりとしてはこっちの方がいいんじゃないかと思われ。
ちょっと長くなってるけど、やってることは画面の貼り付けがほとんどなんで、腕試しに、ヘルプやグーグル駆使して調べてみてください。
答え合わせは次回。
ちなみにViewControllerクラス定義中に出てくるプロパティ
let script = [ "雨の日はだるい…\n今日は学校休んじゃおっかな〜", "誰だ" ]
は、ノーヒントだと厳しいので配列という情報だけ教えときます。「swift Array」なんかでググってみてね。
デワデワ。