時はきた。それだけだ。



 だから笑ってるって、蝶野さん。

 「Xcode4で学ぶObjective-Cプログラミング入門」は、とりあえず注文できるようになりました。「一時的に在庫切れ;」ってあるけど、まあ、すぐチャージされるでしょう。

 SafariとかiTunes、iPhotoとか、全部Xcodeで作られてるからね。
 よーするにMicrosoftが、ウン万円で売ってるVisual StudioのApple版なわけですよ。App Storeで無料で買えるんで…
 せっかくMac持ってるなら入れましょう。

Xcode4で学ぶObjective-Cプログラミング入門―iOS/OS10対応/秀和システム

¥2,940
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 1章は、Xcodeインストール方法ね。

 2章はコンピュータのプログラム動作原理。ブートキャンプ(2)に、プログラムカウンタやスタックポインタ、レジスタの説明加えてます。
 それをYahoo!メールの削除ができないレベルの人に読んでもらって、わからないってところを聞きながら修正していった。
 とりあえず、サブルーチン、スタック、アドレスがわからんのでは、ローカル変数とか関数ポインタを説明しようがないからね。

 3章~5章は実践編で、ブートキャンプ(3)(8)の内容に、デバッガを使ってのメモリ状態の確認なんかを交えながら進めてます。

 6章は、結局のところプログラムは、わかりやすくするために#define使ったり、グローバル変数やstatic変数使ったり、ファイルを分割したりするんだよ~て話。
 ここで例題として公式を使った重力加速度と時間経過による変位の計算式と、それをループ文で近似計算するってのをやってます。
 で、ここまではprintf使ったコマンドラインツールね。

 7章はコマンドラインツールからGUI使ったスタンドアロンMacアプリケーションへステップアップ。GUIアプリっぽく重力加速度使って放物線をグラフで描いてます。で、同じアプリをiPhone用に移植てのもやってます。MacのアプリだけじゃなくてiPhoneアプリも作れるんだ、ぞっと。ま、無料なんでシミュレータなんすけどね。

 8章は7章のアプリを拡張するにあたり構造体を導入。malloc、freeを使ったヒープ管理なんかも紹介してます。

 9章はアプリの機能拡張を、どうすればスムーズにおこなえるかって話題から、C言語でのオブジェクト指向プログラミング、関数ポインタを使った、なんちゃってC++化なんかをやってます。
 で、やっぱC言語だとオブジェクト指向プログラミングするのは限界あるね~って話になって…

 10章でObjective-C突入ですわ。Cだと結構苦労する継承や機能拡張が、ほら、こんなに簡単って感じで9章のC言語プログラムをObjective-C化してます。

 11章はObjective-Cでの作法。Cと違ってカプセル化なんてものあるだぜーとか、プロトコルを利用した抽象化なーんて手法もあるんだよって話。

 12章はMacやiPhoneアプリで使うフレームワークの解説。7章では後で説明するからとりあえず使ってけって言ってたNSViewやNSText、UIView、UITextFieldなんかを説明してます。NSViewとUIViewの対比とかね。座標が上下逆転するんすよ。

 13章はNSArrayやNSDictionaryを使ったXMLファイル作成と読み込みの話。一応、データの永続性まで話さないと区切りがわるいからね~。

 14章はAppleの日本語ドキュメントの道案内。

という内容の本です。