今日はS交差点に着いたタイミングでちょうど信号が赤になった。小さい女の子も見つけられなかったので、だいぶ落ち込んでいたが、向こうの横断歩道を左に向かって歩いてきた。S工場に行くのならそのまま真っ直ぐ行ったらいいと思うのだが、左側の道のほうが好きなのだろうか。髪はポニーテールで左に流していた。信号待ちをしている間は盛んにしっぽのような髪を撫でていた。服は灰色っぽい初めての感じだった。やっぱり小さい。とても小さい。どこでどうやって接点を持ったらいいのだろうか、夏のS祭りだろうか。

N田さん方向もほとんど視界がふさがれた。もう空気みたいに溶け込んでときめきも失せてしまった。

昼の休憩時間にM央さんがマシンを直接触るためか頻繁に後ろを行ったりきたりする。M央さんとばったりしたときは空気の凍りつく感じだから、後ろを通られるだけでこの閉塞感。この閉塞感を打破するには自分から自作のツールを勧めるしかないか、そうすれば多少改善するだろうか。

K村さんは黄色、いや近くで見れば、クリーム色のカーディガンだった。夕方K村さんにツールを勧めるために外堀を埋めつつ、ようやくまずはヒアリングということで直接聞きに行った。顔をまじかで見ると、化粧していた。結構入念に化粧してますね。ツールの内容よりも相手に自分が受け入れられているかどうかのほうが重要という印象を受けた。男性と話しているときでは感じられなかったときめきの共感みたいなのもあった。なるほど、そういうことか。