子供の運動会に行ってきました。


最近の子は昔と比べて体格が良くなったが体力テストの数値が昔より劣るという記事を読んだことがある。

それは紛れもない事実だろう。

まず全体に足が遅い。
そして俊敏さのない子が多い。
そもそも肥満気味の子が増えた。

一番盛り上がる選抜リレーですら迫力は今ひとつ。

原因は日頃の運動不足だろう。

もう一つ気になったことがある。

それは競技がお遊戯会の延長に見えたこと。

男女問わず(特に男子は必須だが)闘争心や最後まで諦めずに走りぬくといった「勝ち負け」にこだわることは後の人生において非常に重要である。

もちろん人生は勝ち負けだけではない。
しかし人生とは勝ち負けという基準があることを早い段階で体験として知るべきである。

もちろん勝てない子、ハンデがある子、様々な子がいる。
運動会のような機会は「自分は何ができるか」「何がしてあげられるのか」「何ができないのか」を考えるきっかけの一つになる。

私自身、小柄なこともあり5年生ごろから短距離走では勝てなくなりその代わりにマラソンにエネルギーを注ぐようになった。
小学生程度ならマラソンは根性でなんとかなる。

機会は平等であるべきだが結果には差がつくことがあると皆が知ることが大切である。

結果までも平等にしようとする「声の大きな一部の人たち」によってわけのわからない社会になっている気がしてならない。

話が脱線したが勝ち負けにこだわるマインドを培うためにもっと結果にこだわるようなプログラムにしてはどうだろうか。

人生を左右するのは最後は体力に裏打ちされた気合いと根性である。

グローバル化が加速する現代、ぬるい環境ではハングリーな外国人に競り負けてしまう。
タフな人材を皆で作らなければ。

そんなことを運動会を観ながら思いました。

そんな私自身もまだまだ精神、肉体ともに鍛えていかなければいけません。
自分から変わろう。