自分は言葉を持たない。

くせにときどきブログを書いている。

まったくまとまらない。

***

戦争を知らずに僕らは育った♪

・・・

はずなのに毎年この時期になると感傷的になってしまう。

多くの日本人がそうなのだけど。

仕事が忙しい、子どもの世話が大変だ、人付き合いがどうだ。

こんなもの幸せの範疇でしかない。

なぜ自分が戦争に反応してしまうのか。

別に右でも左でもないけど。

たまたま生まれた時代が違っただけ。

あの戦争で理不尽に命を落とした方々は自分自身に思えてしまう。

理不尽に命を落とした先祖はこう思っただろう。

「こんなこと繰り返すなよ」

人類が起こしうる最も残酷で罪深いものだと思う。

***

我々は戦争体験者の体験談を直に聞ける最後の世代かもしれない。

戦争体験者の平均年齢が80代になったそうだ。

我が子は恐らく聞けない。

ばあさんから何度も聞いた。

体育の授業は竹やり。

こんなもので米軍機をやっつけられるわけないと思ったそうだ。

食糧難でかぼちゃばかり食べされられて嫌いになった。

これらの話を財産と呼ばずなんと呼ぶか。

語り継ぐ責任ぐらいはあるだろう。

人間は忘却の生き物だ。

70年前に亡くなった命は自分そのものだ。