うちにはまだ幼い娘がいるのですが、2週間に一回は図書館に行って絵本を何冊か借りてきます。
で、家で読んであげるわけですが、ご承知のようにこどもは一回では終わらない。
「もういっかいよんで」
「いいよ」
「もういっかい」
「はーい」
「もういっかい」
「…いいよ、これで終わりかな?」
「うん!」
「やっぱりもう一回よんでー」
「えーさっきこれで終わりて言ったやん」
「もう一回よんで終わり!」
「はいはい」
(↑この部分をあと2.3回繰り返す)
疲れてる時にこれをやられると
「なんの拷問やこれは!」
と言いたくなることもあります。
特に自分の好みでない絵本の時はキツイです。
こどもが産まれるまでは、絵本の読み聞かせをしてるお母さんが
(あーこの絵本、言葉のチョイスもノリも苦手やわ〜、早く飽きてくれんかな)
なんて考えてることがあるなんて想像もしませんでした。
まあそんなこと考えているのは私だけかもしれませんが。
しかし!
ある日出会った五味太郎先生のこの本。
面白い!
何度せがまれても何度でも読める!
りんごは赤いとか、空は青いとか、その手の常識的な色の知識を教えてくれる本ではありません。
表紙からして象が赤いです。
てでくる動物たちみんなフリーダムにカラフルです。
冒頭は前置きなしに不思議な世界!
シュール!
だんだん冒険活劇!
最後の締めはおしゃれに軽やかに!
ドライブ感たっぷりのテンポのよさが心地いいです。
絵本の中にはよく
「ハミガキをしよう!」
とか
「あいさつをしよう!」
とか、そんな啓蒙に満ち溢れたものがあります。
もちろんそういう本にはお世話になっています!
言っても言っても聞いてくれなかったことも、絵本を読んだら嘘のようにできたりします。
ありがたくて足向けて寝れません。
が、毎日毎日、こうしようね、ああしようね、でも頭ごなしに言ったらいかんし、できるだけ自分で考えさせたりしたいし、でもそしたら毎日生活まわらへんやん、あーめんどくさい、となってるところに、とりあえず常識とかもうええやん!みたいなこの本はなにかスカーッとするものがあります。
ちゃんとしなきゃ、でお疲れ気味のお父さんお母さんにおススメです。
