酷暑を耐えしのぶ日々が続きますが、皆さまいかがお過ごしですか。わたしは今週から盆休みに入り、夏休みも後半を迎える寂しさと焦りを感じています。夏休みの初めに立てた毎日読書計画が芳しく進まないから?いいえ、タイトルに掲げたように普通二輪教習の「あんしんパック」の時間数が切迫しているからです!!!!


自分が自動車学校に通っていると聞くのは初めてだと思う読者さまもいらっしゃるでしょう。いやそのはずだよ、言ってないもんね、なんか、本筋と外れるのでシレッと取得しておきたかったのですが、日に日に存在が大きくなり、いまや、最大の懸念事項となってきたのでネタとして取り上げることにしました。


ことのはじまりは、先日の OKINAWAに戻ります。レンタサイクルで首里城の坂を気合で登った話はしたと思うんですが、その隣をバイクのお兄さんたちが爽やかに走り登っていったことは書いたでしょうか。わたしはあのとき、人生に余計な荷物は不要だと思うと同時に、だが引き受けるなら自分を補完する馬力のある奴がほしい、と痛感したのです。


で、帰ってきて、それを英会話の仲間にしたら、タイにセカンドハウスを持っているっていう60代のオネータマが普通二輪免許を現地で買って所持してる、って言うんですのよ。私より年上の楚々とした0930(オクサマ)がそんなものを乗りまわすことができるとは!なんか、お金とかどうとかより、技術的に無理だろと思う気持ちがパッと払拭されて、グズグズ言わずにやるしかない!と次の日に学校に駆け込んだのでした。


それが5月のGWの後半、そこから、人知れずわたくしの OKINAWA リベンジの戦いはひそかに続いていたのです。だって、坂道のみならず、行動範囲だって、前回はモノレールの範囲でしか移動しなかったけど、バイクだったらもーちょっと広くなり、なおかつ、車ほどサイズ的にもてあますことなさそうじゃないですか。


ふりかえるとさまざまなツッコミどころ満載の初志なのですが、ともかく、そうした理由で、標準時間8+9の(逆だったかな)計17時間、念のため50時間まで保証のあんしんパックで教習を始めたのです。


計画では夏前に免許を取り、今年は富士山までツーリング。場合によっては昨年のようにどこか海外でヨガリトリートを、と考えていた計画がみごとに覆されの、しかも頭のなかは「いかに急制動をおこなうか」「クランクの入射角度」でいっぱい。YouTube の関連動画を見ながらイメトレ練習の無間地獄。。


ここまで一生懸命やってきて、なんか、ここまで時間と気持ちをを投入するだけの価値はあったのだろうか、と近ごろビミョーです。


教習それ自体はすごくおもしろいのですよ。なぜなら、昨日できなかったことが今日、できるようになるから。それから、教官たちの教える姿勢みたいなものも教わる立場で見ることになる。時間がかかることは生徒のせいでもないし、教官のせいでもない。ただ、新しく習うものはセンスがつくまで時間がかかる、その「育てる」部分にいかに根気よくなれるかが教員の態度として重要なんだということが分かった。


始めちゃった以上は最後までやりきりたいので頑張るとして、しかし、その後がめっちゃお金がかかるというのも誤算で頭がいたい。車体だけでなく、ヘルメット6万円、プロテクター、車庫、メンテナンス。ぜんぶコミコミで毎月ふつうに4万円くらいかかりそう。


そして、わたしが子供のころ住んでいた場所は沖縄のように山がちだったので、生活で乗る人も少なからずいたけれど、いま暮らす平地の土地ではバイクは趣味のものでグッズも立派な自己表現のツール。乗れればなんでもいい、といういい加減な態度だとコミュニティではかなり異質で、隣の人と会話が成立しない。


またそのコミュニティがどのタイプのバイクを選ぶかでカルチャーが微妙に違くて、なんかヘルメットひとつにせよ、まちがえて買うと族ふうに見られかねないようで間違えた文化コード踏まないようにしないと思いもかけない仲間にカテゴライズされてどこかへ連れ去られてしまいそうだ。


とにかく、教えてくれる先輩もいないわけだから、教官に教えてもらったように、レッドバロンと2りんかんに行って、空気感をリサーチしてくるのもお盆の間の予定になってます。


ほかにもいくつかお尻に火がつきそうな「やらなくてはならないこと」はあるのですが、いっこずつ片づけていかないと総倒れになるやもしれぬので、今日もがんばります。ええ、この暑いのに、毎日、1時間ずつ、外で、注意されながらの、教習を。ホントにね、先生っていう生き物は、できないことを知らしめて人に自信をなくさせるのが仕事なんじゃないかって思えてくるわね、それを生徒はぐっと自分を信じ、それを以て先生を信じさせて、前に進んでいくのね。生徒稼業ってたいへんよ!ではまた!